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洸太「助けてくれてありがとうっ……！！」
そんな声が聞こえたような、
聞こえなかったような。
暫く歩いた先、木の根に躓き倒れ込む。
擦りむいた膝が痛くて。
そんなのよりも心が痛くて。
A「…………歩けない。」
どこもかしこが痛くて、辛くて。
そのまま空を見上げて寝転んだ。
ガスマスク越しの夜空は、酷く濁って見えた。
そして、
A「ぐぇッ」
「うぉあおッ！！？？」
「どうしたんですの…！？」
背景、腹を踏まれました。
「ごごごごめんんんん」
八百万「申し訳ありませんでしたわ…！！」
A「いや、寝っ転がってたこっちも悪いし。
なんかごめん。」
改めて直角で謝られた。
申し訳なくて直角で謝り返す。
やおももちゃんと……モブだ。
確か、仲間のひとりに毒ガス使いがいた。
2人はガスマスクを配り歩いているんだろう。
八百万「というか！貴方どこか怪我をして、」
「……待て、八百万。」
こちらに伸ばしかけたやおももの手を
制するモブくん。彼女は首を傾げた。
どうやら、彼の方が先に気付いたらしい。
A「うん、モブくんの判断は正しいよ。
やおももちゃん。」
八百万「失礼な！彼には泡瀬洋雪という
立派な名前があります！」
泡瀬「そこじゃねぇよ八百万……。」
呆れ顔の泡瀬くん。確か彼は溶接の個性だ。
この2人のおかげでデクくんたちは、
後日脳無工場を見つけ出すことになる。
泡瀬「いいか！コイツはどう見ても雄英生じゃねぇ！
つまり───敵連合だ！」
A「ンー…なんかその言い方やだなぁ。
死柄木くんのおトモダチ枠にしてよ。
あ、四葉みっけ。」
切迫した表情の泡瀬くん。
私はと言えば、立つのも疲れたので体育座り。
見つけた四葉を写真に収めていた。
死柄木くんに送ってやろうっと。
八百万「この方が……？」
再び首を傾げる彼女。
ま、別に私は彼らを害するつもりないし。
危機感知能力が働かなくても致し方ない。
………………あ。
A「……君のその信じる心は賞賛に値するけど、
偶には疑うことを覚えた方がいいよ。
やおももちゃん。」
私はその拳を彼女の顔───
泡瀬「八百万ッ───！！」
八百万「！！」
の後ろに来ていた脳無にぶち当てた。
勿論、血液で腕全体を覆い強化してある。
吹き飛んで3回転ほどする脳無。
さーて、2人が動揺してるうちにドロンといくか。
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！！！(プロフ) - 無山さん» ええ、とても素敵な言葉ですね…！教えていただきありがとうございます(><)夢主ちゃんには幸せになって欲しいですよね… (2022年10月4日 11時) (
レス) @page21 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 本当に最高です。「ヒーローは世界を救うために君を犠牲にするがヴィランは君を救うために世界を犠牲にする」僕が何かで見聞きした言葉で一番好きな言葉です！夢主ちゃんはヴィラン側で幸せになって欲しいです♡ (2022年10月3日 21時) (レス) @page24 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 無山さん» ありがとうございます！漫画読んでて、絶対一定数こういう奴らいるよなって思って書いていたので楽しんで頂けて嬉しいです！ (2022年10月3日 21時) (レス) @page23 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 好きです。個性を持っていても他人をいじめる奴らがヒーローになんざなれるわけない。いいですよねぇ自分が馬鹿にしてたものに負ける時の表情！創造だけでも気分が高まる。さいっこうに好きです! (2022年10月3日 18時) (レス) @page21 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 暖かいお言葉ありがとうございます；；6期アツいですよねぇ！！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月3日 10時) (レス) @page20 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！！！
| 作成日時：2022年10月1日 18時
