私たち結婚しました！ (ページ6)

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Aにさ、この前怒られたんだよ。
『パパ！家に来過ぎ！もうちょっと考えて！』って。
久しぶりに実家に帰って来た時に言われたんだ。
帰って来るなりだよ？普通は、『ただいまー』『懐かしい』『パパとゆっくり出来る〜』とかあるじゃん？
それも無いし、なんなら、冷たいんだよ。
DH『パパもさ、寂しいんだよ。今までずっとAと一緒だったからさ。』
『パパ、、分からなくもないよ？けどね？私とヒョクは新婚なんだよ？2人でゆっくりしたいし、デートだってしたいんだよ？パパ、いきなり来るでしょ？』
DH『分かってるよ、分かってる、、。じゃ、連絡すれば行っていい？』
『突然の連絡はダメだよ？前もってだからね？ヒョクと仕事一緒なんだから、話し合いしてからね。で、私には前もって連絡して。』
DH『分かった、ありがとうA』
『ん。けど、ダメな時もあるからそこは、分かってよ？』
DH『もっちろん♪』と言って久しぶりにAにチヂミを作ってあげる。
DH『お昼、今作ってるからね。』
『うん、ありがとうパパ。』Aは飲み物やお箸やコップを準備してくれてる。
実家には1ヶ月に1回来ては、家の事をして、お昼食べて夜には帰って行ったり、泊まったりしてくれる。
その時は事前に連絡してくれる。
ヒョクとAは、昔から赤い糸みたいな物で結ばれてたのかもしれないな。
切っても切れない強い糸で。
だから、本当に結ばれた。
Aもヒョクの事でよく泣いて、悩んで、怒ってた。
もちろん、ヒョクも。一心同体、以心伝心な2人。
お昼ご飯が出来て2人で食べながら、Aを見つめそう思いに耽ってた。
『パパ！パパ？』
DH『おっわ、、ビックリした』
『パパ、どうしたの？大丈夫？』
DH『ん、だ、大丈夫！』
『変なパパ(笑)』A、いつもそうやって笑っててね。
その笑顔がパパには1番なんだ。
ずっとずっと、大切な可愛い娘。A。