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『…！！！』
ダーツが刺さったのを見た私の視界は、見覚えのある、清潔感漂うスーツに遮られた。
私の前に将人さんが入った後、翔太さんが内山に飛びかかろうとしていた所を水城さんと二人がかりで止めた。
その直後、内山は苦しみだした。
すると私たち側に見えるように向けられているパソコンは心電図を映し出していた。
私はその状況に困惑しつつも、後ろから何か視線を感じたため振り返ると、前に総一くんの件で助けて貰った"南さん"がいた。
…なんで南さんが…？？？
そう思っていると、いつの間にか私の顔を見た南さんは急いで走ってその場から居なくなっていた。
するとパソコンから、ピーという無機質な音を心電図が立て内山の心臓が止まったことを私達に嫌でも知らせてきた。
私は気になったため状況を見ようと将人さんの横に並ぶと、将人さんは少し考えたあと、私を前に行かせてくれた。
すると、心電図の画面から ダーツに命中した画像へと変わり、この重々しい空気には全く持って似合わない軽々しい音が鳴った。
すると、画面が切り替わり、内山がアップで移されている映像へと変わった。
『…忍、カメラ！！』
そう忍に言うと、頷いて急いでポケットからスマホを取り出しカメラを起動して内山の映像を記録し始めた。
《あっ…えー、どーも…内山達夫です。
突然ですが、皆さんは今幸せですか？日々笑って過ごしていますか？あっそうだ…この部屋のドアを開けてしまったそこのあなた……あなたのせいで僕は…死んだわけです。
………………人殺し。……まぁ、つまりは僕の仲間なのでそんなお仲間のあなただけに今日は、僕が犯してきた罪について教えてあげることにしまぁーす！！》
ゴムをちぎるのをやめると突然、嬉しそうに自分の体を叩き始める内山。
そんな画面内の内山を見た水城さんは他の人達に要請を求める電話をかけた。
同時に、内山の《さぁ、まいりましょう》という言葉で、赤池夫婦の殺害現場の画像が表示された。
《えぇ…これはまず僕が犯した最初の殺人です。
赤池……なんだっけな……。
…まぁーとにかくこのおばさんの方とバイト先が一緒で、なんか週一くらいしか入らないから事情聞いたら…介護の愚痴をぐわぁーって！》
「何言ってんだよ！」
翔太さんが中に入ろうとするのを忍と将人さんが阻止する。
すると忍は別の仕掛けにも目をやり「警察を待った方がいいです」と翔太さんに伝えた。
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雫(プロフ) - うみさん» コメントありがとうございます！ 更新する度に楽しく読んで下さりありがとうございます！更新ができない時もありますが、最後までよろしくお願いします！ (2019年9月19日 18時) (
レス) id: b513cb94f0 (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - 更新される度に楽しく読ませてもらってます！これからもムリせず更新頑張ってください！ (2019年9月16日 20時) (レス) id: 916f75cb10 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。「空いてますよ」ではなく、「開いてますよ」です。 (2019年9月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 無さん» コメントありがとうございます！この小説を好きと言って貰えて嬉しいです！更新、頑張ります！ (2019年8月31日 7時) (レス) id: b513cb94f0 (このIDを非表示/違反報告)
無 - こんにちわ！この小説好きです！更新待ってますね！ (2019年8月30日 22時) (レス) id: 06b55d11a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫 | 作成日時：2019年8月22日 22時
