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予告編 ページ1

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『おじさん達、早くしてや』


『おじっ !?』



 彼等との出会いは、必然的であった。



『此処は危険だから』


『やから此処に居るんよね』



 私は、彼等を救う為に何をすべきか。

 何を犠牲にするべきなのか。



『此の大馬鹿野郎ッ!!! 命は一つしか無いんだ!! 粗末にするもんじゃねえ!!』


『知っとるよ。誤解せんとって』



 誰かを救うならば、命を犠牲に?

 そんな馬鹿らしい事はしない。



『お前が良くても俺が駄目なんだよ』


『あほちゃう』



 未来を変えられるならば、辛い過去が無くなるならば。



『全員救ったるから待っとれな!』



 何も犠牲にしない。

 私は其の為に此処に居る。



‐否、知っとるし。‐

いち→



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作者名: | 作成日時:2018年10月23日 15時

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