お嬢様、口づけを・・・//*執事ver.*【名前変換オリジナル】

▽66　　意地悪 ページ10

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ドS…執事っ





風邪で頭がぼーっとして


体が動かないこと知ってるくせに…




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ボーっとして


抵抗する元気もなくなってきた




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A「…っ……ハァハァ…」


(人3)「……ﾌﾌｯ。これは、大変……」









心配してくれたの？


意地悪で言ったの…？




次第に意識がもうろうとしてきて


もうわかんなくなってきた…





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(人3)「これ以上、お嬢様の病状が悪化なさるのも
　 いけませんので、今日はこの辺で」









優しく頬をなでながら


ゆっくりと離れた。




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A「ハァハァ…ッ……ハァ」



く、るしい…


風邪ってこんなに苦しかったっけ…








いや。違う。


(人3)のせいだ。





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(人3)「お水、お飲みになりますか？」





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小さくコクンと


頷くとそばにあった水を継いで





くれたが。





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(人3)「自分でお飲みになりますか？
　 それとも、口移し……」



A「だ、大丈夫!飲める、自分で」




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そういって、(人3)から水をもらって


少しずつ流し込んだ。







はぁ〜っ。


乾燥して喉乾いてたから


おいしく感じた。




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(人3)「では、何かあったらお呼びください」








そういって


優しく頭をなでて


部屋を出て行った。





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と思いきや。





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(人3)「お嬢様!」


A「なぁに？」



(人3)「早くお風邪、治してくださいね」


A「う、うん」



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ん……？



それはどういう意味？




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怪しげに笑う(人3)の顔が


頭をよぎった。



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