▽100 お祝い(おまけ) ページ44
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「私には――――なんですか?
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え?
声の方に振り向く。
ゆっくり歩いてきたのは…
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A「(人2)…?」
そして、私の隣に並び、
スタンドマイクの隣に立つ。
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父「ここにいる(人3)(人2)を跡継ぎ、また婚約者として
迎えたいと思います」
え…
跡継ぎはともかく、婚約って…
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(人3)「旦那様のサポート、また跡継ぎとして頑張らせていただきたいと思います。
また―――――――」
そんなことを考えていると
(人2)からの一言が終わりそうなところだった。
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(人3)「お嬢様、いえAさんを幸せにしたいと思います!」
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そのあと振り向いて、
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(人3)「私にもったいないくらいのお嫁さんだけどね?」
と言いウインクをしてきた。
そのあと、突然拍手がバーッと会場に広がった。
と、同時に顔がカァーッと熱くなってきた。
っ
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ポケットからキラリと光るものをだし
私の左手の薬指へとゆっくりはめた。
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A「え、でも…婚約なんてまだ…」
(人3)「そう?それ以上なことはしてると思うけど」
というと意地悪そうににやりと笑った。
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(人3)「こんな俺だけど、結婚してくれますか?」
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迷わず、
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A「はいっ」
と笑って答えた。
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さらに大きな拍手に包まれ、
思わず笑顔がこぼれた。
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(人3)「あ、A」
A「ん?」
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(人2)「今夜は立てなくなるまで楽しいこと、しようね?」
と耳元でささやいた。
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その瞬間、耳まで赤くなった。
――END―――
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もちもちなもち - 泣けます… ; ;号泣…… まじでいい作品。そらべあさん、、天才ちゃう?お気に入りです、このお話を、作ってくれてありがとう…! もっと執事がよかったです… (2月21日 6時) (レス) @page48 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちなもち - テクノ(親のスマホから)さん» おしの名前入れるといいですよ! (2月20日 6時) (レス) @page13 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
テクノ(親のスマホから) - すみません途中でうっかり送ってしまいました。続きから行きますね。で、ああああああ尊いです本当に!神作です!私のなんか駄作で駄作で…。とにかく凄いです!こんな駄作者の我儘ですが、こんな感じのをまた作ってほしいなと思いました!神作ありがとうございました! (2021年7月11日 20時) (レス) id: d7df8936b7 (このIDを非表示/違反報告)
テクノ(親のスマホから) - あーーー泣けるーー。親の前だから滅茶苦茶我慢したけど、1人だったら泣いてたな。私の場合は執事さんの方に推しの名前を入れたんですね、はい。で、あああ (2021年7月11日 20時) (レス) id: d7df8936b7 (このIDを非表示/違反報告)
審判 - スゴい面白かったです!!!! 最後らへんは、ずっと号泣しながら読んでました!。笑 ほんっとなんて言葉に表したらいいかわかんないほど素敵なお話でした^^ (2019年7月24日 10時) (レス) id: fc8b5bc6cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらべあ** | 作成日時:2013年11月29日 18時