たとえ振られたとしても。 【*名前変換オリジナル】

story.06 ページ6

　


Aside
　
　
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先生「えーじゃあ今から席替えするぞ！」


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まじですか。

席替えですか。


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したいけど…

この席気に入ってるからなぁ…


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したくない。


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私のそんな思いを知らない先生は

どんどんくじを引くようにと言う。


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なーんだ。


私一番最後に引くのか。


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まぁ残り物には福があるって言うし

変な席にはならないだろう(笑)


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莉乃「じゃあAさん、最後のを引いちゃってください(笑)」


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そう笑いながら

私に最後のくじを引かせた


この1年1組の委員長の莉乃。


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責任感が強くて

結構先生達からも信頼を得ているんだよね。


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何でも相談できるから好き(笑)


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そんなことを思いながら

引いたくじの番号を見る。


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9番かぁ…

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黒板を見て

9番がどこの席か見る。


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A「あ…やった」


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そんな言葉を小さく呟く。


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だってここなんだもん。

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良かった。


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先生「じゃあ自分の番号の所に行けー」


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誰なんでしょうね。

私のお隣さんは。

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