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side O ページ15
あーよく寝た。
でもやっぱり陽の当たり具合は部室の方が絶妙なんだよなぁ。
何で俺が保健室で寝てるか？保健委員だからいーのっ。一応委員長なんだよこれでも！
……あら。
隣のベッドで目ぇ閉じてスヤスヤ眠るニノ、発見。
可愛い。可愛いー。可愛いー！
ほっぺたをツンツンしたらまぁーもちもち。
可愛いー！
こんなの、起きてたら滅多にやらしてくんないから今のうちに！
でもまだ眠いなぁ。
……そうだ。いいこと考えた。
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side S
パタパタパタッ
ガラッ
「ニノーっ…
…………何でぇ？！」
わたくし櫻井、ご覧の通り固まりました。
本日、部室に行きますと二宮くんが居なかったのです。
松本くんに聞くと、保健室だと言うので心配で心配で駆け付けてきたのです。
すると、何故か兄さんとニノが２人仲良く一つのベッドでぴったりくっついて寝ているのです。
「んー……もちもち…んふふ……」
「やめろやぁ」
…………寝言ですか。
何で？！何で二人揃って保健室で一緒に寝てるの？
ていうか智くん、授業サボりすぎだってば！！
後日談。
「眠くてさあー、でもほっぺツンツンもまだしたかったからさあー、じゃあ寝ながらすればいいじゃん？って」
「次から1分300円ですよー。っていうか！何で寝ながらそんなこと出来るんだよアナタ怖いわ！」
大宮さんは本日も仲良しなのです。
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作者名：yellowstorm | 作成日時：2019年7月12日 19時
