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はあ、はあ、と浅く呼吸し、息を整える。ジンジンと下腹へ湧き上がる熱に、私は身悶えする。ボスは私が意味のない声を小さく上げるだけの様子に何か気がついたのか、ニヤリと笑って私へ顔を近づけた。ああ、その顔も反則だ
「だんだん良くなってきたのか？A。だが今更オレも止められるものではないな。え？先程お前から自由に動いていいと許可を貰ったばかりだというのに…」
「ひッ！？」
やばい、ああ、だめだこれ。溺れそうになる。
ただ、時々伺える彼の顔が、興奮だけでなく、「嬉しい」という感情を表して笑みをこぼしているのが、とてつもなく愛おしいのだけれど
ーー
「ふふ、ディアボロさん…好き」
「…ああ、お前は……」
終わってからというもの、私はひたすら彼が可愛く思えて仕方がなかった。彼の頭を抱き寄せて、胸元で抱え込む。ゆっくりと髪を撫ぜ、時々キスを落とすと、ボスは少し顔を赤らめて私から離れた。そんなところでさえ可愛らしいと思ってしまう
「全く、とんだ無茶を……身体は問題ないか？」
「…んー？…んへ、気持ちよかったあ……」
「…このッ」
ガバッとボスが私に覆いかぶさる。ああー、なんて声を上げながら、たくさんキスを落としてくれる彼に笑って私もそれを返した
「ああ、お前は本当に、可愛すぎるだろう…A。愛おしくて堪らんぞ」
「えへへ、ボスもかわいいです、おんなじこと考えてますね」
「……はあ、全くお前は…」
ギュッと強く抱きしめられた。嬉しいなあ、幸せだな、そんなどうしようもない幸福が私の胸を支配する。そう、幸せなのだ、この時間が堪らなく幸せで、永遠に味わっていたいと思ってしまう
「……明日からはもうずっと気持ちよくなれますね」
「…お前は一体どれだけオレの心を掻き立てれば気が済むのだ」
時間もそこそこいい感じに、私達は再び軽めのシャワーを済ませ、同じベッドで就寝した。ボスの身体は暖かい。はじめの頃のあの冷たい手がウソのようだ。ああ、好きだなあ
ーー
ぱちん、と目を開ける。すぐ隣で私を抱きしめる彼の気配を感じ、ほっと安心する。やった、先に起きれた。もそもそと彼を起こさない程度に身体の向きを変え、彼の寝顔を拝見する
「ああ〜…かわいい」
すよすよと寝息をたてて静かに眠るボス。きゅうと閉じられた唇が愛らしい。キスしたくなる。
私はそう心の中で思ったならッ！その時スデに！な人間なので、欲求のまま彼の唇に口付けた
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
