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「……ボス、だって、優しいし…ちょっと自分の気持ち色々考えてみたんですよ…でもやっぱり好きだなあって……ちょっとアプローチかけちゃおうかなーって…だって、だって………こちとら漫画時代からあなたの事が好きだったんですよーーッ！！それが…ッ！目の前に出てきたらもう！ボスだって私からしてみれば付き合ってもないのにあの距離感はおかしかったですもん！麻痺してただけです！」
ボスはガシ、と私の両頬を掴む。痛い。やめてください訴えますよ
「今すぐその唇をオレに寄越せ。黙らせてやろう」
「い…いひゃです……」
「数日前、オレは恋人の意思を尊重し、無理やり口を奪う事などは無いとお前の前で宣言していたな。男に二言はない。お前が良いと言うまでオレは絶対にお前に口付けることはない」
「ほうですね…！ひわれまひたねたひかに…！ならはやくほの手をほかしてくだはい……！」
「お前が良いと言うまで絶対に奪わんぞ…！」
やめて、すっごい不細工になるから。キスもしてないのにそんな顔見られたくないから。私は必死で抵抗した。水族館は本日見送りとなった
「ぼ、ボス……ディアボロさん！」
ボスはちょっとだけ手を緩めた。私はその隙に顔を離して伸びきった頬をさする
「痛いですよ…！なんて酷い野郎だ…」
「……」
「あー！謝らないんですか！そうですか！人に手あげといて！へえー！まさかね！ボスが！」
「そういうキャラだからな」
フン、とボスは鼻を鳴らした。くっ…この人、映画観てた時の私の言ったこと覚えてる！嬉しいけど！今はちょっとずるいぞ！ムカつく！
「ボス好きです！」
「オレもお前が好きだ」
「はあもう今ので心臓弾けるくらいドキドキした！もっと言われたい！」
「ならば早々に口元を許せ」
「脅しですか！もう！もう！好き……」
再び頬を掴まれた。今度は先ほどよりもかなり優しめで。そのままボスは私の身体を簡単に組み敷いた。もがいても全然抜け出せない、強……
動悸で死にそうだ
「A……好きだ」
「ほ、ほっぺはなして」
「なあ、許してはくれないか。毎日オレはお前のことばかり考えている。お前はどうだ、A。こんな感情を抱いたのは初めてだ…お前に対する気持ちが膨らむ度、オレはお前の唇を恋しく感じた…今もそうだ。こんなにも恋い焦がれるオレを情けないと思うか？惨めだと……。頼む。どうかオレがお前に触れることを、許してはくれないか、A……」
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
