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「ん」
キスを交わしてるうちに、
無意識に、深なってまう。
馬鹿んなったみたいに、
お互いを求める事しか、
頭になくなってまうねん。
服脱がせ合うて。
素肌に触れた途端に、
ともが甘い声をこぼして、
首に腕回して、
しがみついてきた。
不意に、桐山先生に言われた言葉が、
頭をよぎる。
「とも。今日はやめとこか。
ないしさ・・・」
「大丈夫やで。
妊娠はしいひんのやし。
もう塗らんかっても痛くないし・・・」
「そやけど、
シャワーないし綺麗に出来へんし。
触わり合うだけにしとこ」
「嫌や。
大毅の、・・・欲しいもん」
「とも、俺んこと、殺しにかかってるやろ」
「違うもん。
してもらわんと、あかんの」
「あかんって？」
「寂しいて、家でもずっと考えてまうねん」
大好きな彼女に、
こんな可愛ええ事言われて、
もう我慢なんかきかへんにきまってる。
外に出せばえっか、とか、
頭ん中じゃあ、もう、次へ次へと、先走って・・・
ともの一言だけで、
俺の思考も理性も、
めちゃくちゃに溶かされてまうねん。
「ともはほんまにえっちな子やな」
「大毅がそうしてんやん」
「ほんまに？」
「それ以外何があるん。
俺、おかしなってしもた。
大毅のせいやから」
「責任取って、気持ちようしたるから」
折り重なって、
これ以上ないぐらいに、
密着する。
俺らの間にどんな邪魔も入り込ませへんように。
気持ちごと重なって、
混ざり合って。
一つに溶けてもうたらええのに・・・
翌朝。
学校に着いて、
教室の後ろのドアから入った俺は。
黒板の落書きを見た瞬間に。
頭から、さーっと血の気が引いた。
身体が自分のもんちゃうみたいに、
ガタガタ震えて。
思わず、ロッカーに背中で寄りかかる。
どうしよう。
どうしたらええ？
正常な判断なんか出来ひん。
黒板には、
男の上に男が覆い被さってる、
ヘッタクソな絵。
いわゆる、後ろから、ヤッてる最中の。
その上に、デカデカと赤のチョークで、
『神山に掘られるほも重。
二人はほもだち』
書いてある。
なんちゅう悪趣味やねん。
ともが来るまでに消してまわな。
今朝、バス停で会わへんかったから、
もしかしたら、
今日もお母さんに送ってもらうんかも。
「消せやっ」
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りっつ(プロフ) - 赤くんへ！私は緑大好き人間ですが、視点は赤くん側ですねー、だって緑ちゃん可愛いんだもん！好きになってしまうよなぁ (2021年1月31日 9時) (
レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 私だったら姉でも妹でも全力で歓迎するのになあ、、（おい腐女子め） (2021年1月30日 22時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 神ちゃんの冷酷な顔が目に浮かぶ、、怖い、、好き、、 (2021年1月30日 11時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - うーん、なんというか、可愛く居ろうとは一切してないのにむしろ男らしく居ろうとしてるタイプなのに、どーしても可愛いくてそれを拾ってしまうファンや赤くんみたいな犠牲者続出という不思議なんですよ、やはり上手く語れんとにかくきゅんきゅんじゃ！失礼しました (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - 度々しつれいします。緑ちゃんて我々に見せる姿はぶりっ子と違うのににじみ出る可愛らしさが拭えないって感じするのですよね、その悶絶キャラが遺憾無く反映されてる様にキュンキュンしています！傑作にも程があると思います！大好き！ (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月24日 19時
