【小説版】悲劇のブラックスワン (ページ12)

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体育の授業ページ12

時は過ぎて体育の授業、達人高校の体育、それは反乱の時間と言ってもいいほど変わったものだった。

「体育‼体育‼」
「そんなに喜ばなくてもいいんじゃない？」
そこにいたのは瀬戸口冬乃と笑想愛那だった、2人は裏では暗黒のスナイパーとマスクレインブラッドだった
「冬乃、喜び過ぎじゃないか？」
「まぁいいじゃん、兄さん、早く行こう！」
2人と一緒にいたのは神堂月と神堂跳姫だった、2人は神堂翼禍こと暗殺者ブラックニアデスジャックの兄と義理の姉だった
「じゃあ始めるぞー」
「「「はい！」」」
まず軽い準備体操が行われる、終わるとする事を聞いていた。
「今日はサッカーだ、各班に分かれて対抗戦だ」
そう言うと生徒達はそれぞれ班に分かれて準備をしていた。
「神堂さん、絶対勝ちますからね」
「はいはい」
「月、僕も負けないからね」
「はぁ、分かった分かった。」
そしていよいよ対抗戦が始まった、最初から冬乃と愛那の班は月の班との対抗戦だった
「では、始め！」
笛と指示が出され皆は一斉に動き始める、そう、それは熱い戦いだった、更にその戦いは負ければグラウンド10周と言うきつい仕置が待ってあった、その為皆負けてはいられなかった。
「負けないよ！」
「別に、負けても勝ってもいい」
特に凄かったのは冬乃と月だった、運動はなんでも出来るという冬乃と見た目の割に成績優秀スポーツ万能器用という才能の持ち主の2人は熱く戦っていた
そして
「ゴール！」
冬乃と愛那の班に点数が入る、そのままどんどん冬乃と愛那の班に点数が入って行き
「残り五分！」
そう、時間は迫って来ていた
「ふっふっふ、今日は勝ちますね」
「月、僕は勝つ！」
「は？今からだし」
「「えっ？」」
2人は首を傾げる、その時
「はぁっ！」
そのまま月は早く移動してゴールした
「この為に体力温存してよかった」
そう月はわざと体力温存の為に気を抜いていた、時間が迫りもうすぐの所で本気を出したのだった、そのまま点数が入り
「終了！結果25対32でA班の勝ち！」
そう、月の班はギリギリ逆転勝ちしていた
「悔しい！」
「頭をよく使え」
「負けた班は全員グラウンド10周だ！」
「「「はい！」」」
そして愛那と冬乃達はグラウンド10周する羽目になったとさ、続きはまたいつか。