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朝になって私は長澤さんに旅館の送迎車で箱根学園まで送ってもらった。
今日は帰る日だから制服姿だし、少し荷物も多いから。
「またいつでも遊びにおいで」
「はい。４日間ありがとうございました」
私の頭を優しく撫でて長澤さんは車で帰っていってしまった。
荷物をトレーニングの施設の入り口に置いていると、みんなが集まってくれている。
福富さんが私の膝と腕に視線を落として気遣ってくれて、荷物を移動させてくれた。
昨日の落車で私の膝と腕には包帯が巻かれている。
「４日間お世話になりました。たくさんお勉強になりました。それから･･･ご迷惑ばかりかけてしまってごめんなさいでした･･･っ」
ペコリと頭を下げると、福富さんは否定してくれる。
「いや、こちらも勉強させてもらった。俺もまだまだ周りを見れていないのだと気づかされた。礼を言う」
「姫ちゃん。楽しかったよ。今度は一緒に山登ろうねっ」
「姫。これで終わりではないのだからな。次の出会いを山の神に祈っておこう」
「はいっ。ありがとうございます」
福富さん、真波くん、東堂さんにお礼を言っていると、新開さんがうさ吉を連れて来てくれた。
「姫さん。またうさ吉に会いに来てやってくれな。あと、いつでも連絡しておいで」
「はいっ。うさ吉、また会いにくるからね。またね？」
うさ吉を撫でていると、総北のみんなを乗せたバスとにぃさまの乗った車が校門から入ってきて、施設前で停車した。
中からみんなが降りて来て、私は嬉しくなって手を振る。
最後に青八木先輩と手嶋先輩が降りてきたけど、２人とも足に包帯が巻かれていてヒョコヒョコと歩いていて驚いてしまった。
駆け寄ろうとした瞬間、荒北さんに手を引かれて振り向いた瞬間に抱き込まれてしまう。
「「姫･･･っ」」
手嶋先輩と青八木先輩の声が聞えたけれど振り向けなくて混乱していると、頭の上から少しだけ不機嫌そうな声が降ってきた。
「総北連中との再会に浮かれて、俺への別れの言葉はねぇのかよ･･･」
「え･･･？い、いえ。あの、荒北さん。たくさん助けてくださってありがとうございました。あと、とても、楽しかったです」
そう言うと、荒北さんは腕の力を緩めてくれた。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» 素敵な感想ありがとうございます＾＾癒しになっているとお聞き出来て本当に嬉しいです♪今後も頑張りますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年10月29日 20時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 皆さんイケメンですね!ここに来るととても癒されます。姫ちゃん可愛すぎる！！ (2019年10月29日 20時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - ％さん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾気持ちを打ち明ける時期、どうしましょうね（汗）誰か１人が個別で飛び出しちゃわないように調整しながら悩みたいと思います★今後も頑張りますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年10月6日 10時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
％ - んんんんんっ！手嶋先輩も青八木先輩もイケメンですね！さて、いつ姫ちゃんに自分の心を打ち明けるのでしょう…？（ニコニコ） (2019年10月6日 10時) (レス) id: 02aec80553 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - かあさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾チーム２人はこんなところでもバッチリいいお仕事してくれますね（笑）今後も頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年10月4日 12時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2019年8月15日 18時
