これは…BL本丸とでも名付けましょうか…！？

じゅういち ページ12

山姥｢全く振ったことがないんだな｣

『い、いやだから少しは』

山姥｢言い訳はいらん｣

くっそ
思ったけどここの山姥切って強いよね！！
なんか、こう…心が強いよね！！！
だってこんなにガツンと言うキャラじゃないはずじゃん？？
あ、そうでもない？

そっかー(´・ω・｀)

『で、でもぶっちゃけ振り回すだけなら自信あるよ！！！』

何気に筋肉はあるから！
なんでかって？
ブラック政府で荷物運びやれば分かるよ。
嫌でも力つくから

山姥｢じゃあ戦いが始まったら石切丸から刀を奪って参戦してくれ。いいな｣

『よくない。何言ってんの！？』

山姥｢石切丸は比較的大丈夫だ。問題ない(ｷﾘｯ｣

なんなのこの山姥切！！！
意味わからん！！！

『てか！怪我！！俺の！怪我！！！』

山姥｢片手で振ればいいだろ｣

『お前打刀なのに大太刀片手で振れっていうの。お前打刀じゃん！！わかんないんだろ！！絶対大太刀の方が重いからな！！！』

山姥｢それくらい分かる。何言ってるんだ？｣

あ、ほんとにムカつく。
でもこれができなきゃなんか負けた気分だな…

もう、構わん。
いざとなったら今剣に土下座して短刀を…ｱｯ、アイツに刺されたんだったわ。
土下座なんかしたら刺されるわ。

『う〜ん……！』

どうしたら……どうしたらいいんだっ！！

山姥｢早く行くぞ｣

もう出発ですかっ！！
早い！長谷部くらい早い！！機動おばけ！！！

山姥切に担がれたため、逃げることも出来ず
三条部屋の前におります。

『……』

山姥｢……｣

『…もう嫌なんだけど』

山姥｢諦めろ｣

中から甲高い声が聞こえるんですが。
スルーなんですよ。凄いでしょ。

てか三条派って５人でしょ？5対1とか光牙さん可哀想。
ここに乗り込む俺も可哀想。
背中痛いのに！！！！

山姥｢襖開けたら言った通りにやってくれ｣

『りょーかい』

なんで本丸なのに索敵まがいをして作戦までたてて乗り込まなきゃならんの。
わし、頭追いついていかないよ。

まぁ、山姥切がなんとかするでしょ。

今、俺の足、産まれたての子鹿だわ( ˙-˙ )

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