�� ページ23
「じゃあねA、姉さんは仕事に行くけどいい子にしてるのよ」
むちゅっと俺のデコに唇を落としていく姉さんに玖羅々姉さん以外の周りの人間が全員ギョッとして騒めいた
勘弁してくれ…
「もう姉さんってば、人前ではしない約束じゃないの」
「そうだった？久しぶりだったから忘れてたわ！ふふっ」
『人前じゃなきゃしてもいいみたいな言い方やめてください！』
「きゃーAが怒った〜！玖羅々いくわよ！」
「はーい」
きゃいきゃいとはしゃぎながら姉さんたちと呆れた顔をした土井先生が去っていった
シンとした空気が流れる
そのまま何も言ってくれるな
「…人前じゃなかったらいつもしてもらってるのか？」
『なわけねぇだろ！』
「Aと牡丹先生どんな関係！？」
「ちゅーしてたぞ！」
「恋人！？」
「ひゃーおっとなー！！」
『姉だ！！』
何も知らない同級生がはしゃぎだした
姉さんって呼んでただろうが話を聞いとけ！
「でも仲良いよな〜なんか羨ましい」
「抱きつけるし、ちゅーもしてもらえるし」
『いかがわしい目で見てんじゃねぇよ』
流石に姉たちをそんな目で見られると思うと虫唾が走るわ
「牡丹先生、Aのこと大好きなんだね」
「雪乃さんもあんな感じだったな」
「玖羅々先輩もなんだかんだ優しいしな」
『姉さんたちは俺を未だに赤ん坊かなんかだと思ってるんだよ…』
歳が離れているのもあるか
俺もう11歳なんだけど
「ああ、可愛い僕ちゃんって言われてたもんな」
『やめろ…』
「もみくちゃにされてたね」
『蒸し返すな』
俺の黒歴史確定である
一生いじられそうだ最悪
こうして波乱の一週間が始まった
授業はざっくり上級生と下級生に分けられた
下級生は薬草の種類と実践での使用例などの座学
更に実践で活かせるように野外実習を行う
上級生はそれのもう少し難しいもので、毒物などを主に扱った危ないものらしい
くノ一教室も同じく、毒物などの扱いを主にした授業らしい
姉さんの悪知恵が伝授されると思うと恐ろしいものである
「はい！というわけで百聞は一見にしかず！今日は実際に裏山へ行って薬草を見分けられるようにしましょう！」
「「はーい！」」
〜ﾌﾟﾁ設定〜
三姉妹はブラコン
Aに万が一何かあれば手がつけられないくらい暴れる
Aもうっすらシスコン
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朋香(プロフ) - 空さん» コメントありがとうございます！更新がんばりましょう！この界隈が盛り上がりますように！☺️ (9月10日 19時) (
レス) id: 3e80e4ecfe (このIDを非表示/違反報告)
空 - 面白いです。お互い更新頑張りましょう (9月9日 13時) (レス) id: ffd33a398f (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - モブさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです☺️今後も長編の予定なので気を長くして待っていただけると幸いです😌 (9月8日 9時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
モブ(プロフ) - 楽しく読ませていただいております。今後も無理せずに頑張ってください、楽しみにしています。 (9月8日 7時) (レス) @page41 id: fca6a78eec (このIDを非表示/違反報告)
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