【銀魂】警察庁から真選組に来た女

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［銀時side］





今日が見頃というお妙の一言から、花見に来ることになった俺。
もちろん酒が飲めるから喜んで行きたいところだったが、お妙が来るということはアレを食べさせられることが確定するのだ。
つまみにもなり得ないあの物質を食することだけは避けたかったのだが、こうして来ているということは皆さんご察しいただけるだろう。





妙「さ、私お料理作ってきたんですよ。皆来るから張り切っちゃって、いっぱい作ったんです。」



新八「あ、姉上。随分とたくさんありますけど……。」



妙「えぇ。皆にたくさん食べてもらいたくて。ちなみに全部卵焼きよ。」



新八「これ、全部かいィィィ！！」





広げられた重箱三段。それら全てに入っている謎の暗黒物質(ダークマター)。もし仮にこれらがきちんとした卵焼きでも、「ちょっと、え？」ってなる料理だ。






山崎「な、な、な、な、何やってんですかァァ！アンタらァァァァァ！！」






どうしたものかと、顔を引くつかせていたとき聞こえた声。なんか聞き覚えあんな。







沖田「おい、ザキィ。俺達の席はどこでィ。」



山崎「あそこです！！」



沖田「あ？あそこにはただのゴリラ二匹とマダオが先客してるじゃねェですかィ。」



神楽「あ"ん！？なんだとゴラァ！！」



沖田「ゴフッ！！」






振り向いてみると、そこには真っ黒な集団。税金泥棒。まじかよ。神楽は神楽で引っかかってもう突っかかってるし。
知らないフリ出来ねーじゃん。「あの人たち席ないじゃん。」ってならねーじゃん。






沖田「テメェ…チャイナ何しやがる。」



神楽「それはコッチの台詞ネ！！何してるアルか！私たちは楽しくお花見をしてたんだヨ！！」






花見って言うより、とんでもないもん食わされそうになってただけだけどな！！

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沖田総悟

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