【銀魂】警察庁から真選組に来た女

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［神楽side］





ーーポコッ



神楽「いだっ！！」



銀時「んなことできるわけねーだろ。毎回やらせてたらAの財布が空になっちまう。」



A「そんな高頻度でするつもりは此方も無いよ。」



銀時「それでも、女に奢らせられるかよ。」





若干カッコつけた銀ちゃん。
けど、元を辿ればこんな腹ぺこになったのは、銀ちゃんの酒やパのつくアレに消えていったからだからナ。


昨日銀ちゃんに助けてもらったAという女にご飯を奢ってもらった。本当にいい奴アル。普通人助けでここまでする奴いないネ。
おまけにごっさ美人のねーちゃん。これは絡まれても仕方ないアル。私ほどじゃ無いけどナ。






神楽「はぁ〜！ごちそうさまアル！！」



A「満足してもらえたようで、良かったよ。」






満腹なんて久々。これでしばらくは飢えに耐えられそうアルナ。
あ、でも逆に空腹に耐えられなくなりそう……。どの道、銀ちゃんの禁酒と禁パチ決定アル。






銀時「あー。旨かったー。」



A「……しかし、本当に甘いものが好きなんだね。」



神楽「おかげで銀ちゃんのお腹はたるんたるんだけどナ。」



銀時「なんだとコラ。」



神楽「事実ダロ。」



銀時「糖分が俺の源なんだよ！」



神楽「ふざけんなヨ！！それと依頼料全部使うのは関係ないアル！！」



A「………あぁ、そうか。万事屋さんやってるんだっけ。」



神楽「そうアル！Aも困ったら、いつでも来るヨロシ！！」




A「！………うん。」





私が立ち上がって、Aの手を握りそう言うと、Aは一瞬驚いたように目を大きくさせてから、本当に一瞬だけ悲しそうな顔をした。あれ？って思ったら、もうそれは、いつもの柔らかい笑い顔になってた。
銀ちゃんたちの方を見ると、銀ちゃんも新八も気づいたみたいで少し心配そうだった。





新八「あ、ところでAさんはどんなお仕事されてるんですか？」



銀時「やめとけやめとけ。コイツ税金泥棒んとこだから。」



神楽「マジアルか！？」



A「あはは……よっぽど嫌ってるんだね。

まぁ税金泥棒は税金泥棒でも土方くんや沖田くんたちとは違うんだよ。」




新八「なんかAさんに変な気使わせちゃったじゃないですか。税金泥棒って言わせちゃいましたよ。」





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ちょっと神楽ちゃんの視点で書いてみたかった願望。上手くできてるでしょうか…？

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