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【Aside】






高杉「…………」





神威「……頭痛い……」





『自業自得やな』






翌朝、床で寝落ちた二人より一足先に起床し、

直ぐに帰れるように準備を整えた



二人は準備中に起きたが、

晋助は眉間に深い皺を寄せながら不機嫌そうに、

神威くんは二日酔いであろう頭を抱えながら起きていた


ま、酒瓶口にぶっ込んだらそうなるやろな



そんな中でもちゃんと見送りに来てくれるのは

ちょっと嬉しい







また子「Aさぁぁぁん!!

またっ、お話しましょぉぉぉ…………」





武市「貴方なら何時でも歓迎しますよ

貴方がいると隊員も幾らか覇気があるようで」





『また子ちゃん、ンな顔ぐしゃぐしゃにせんでも……

また話そうて言うたやろ?


武市くん、そう言ってもらえると嬉しいわ

ありがとな』








阿伏兎「悪かったな、団長の我儘に付き合わせてよ


だが団長がお前さんの方に行ってる間は俺達は平和でな

また頼むぜ?」





神威「ちょっと阿伏兎、それどういう意味?


あ、おネーサンまたね

次はもっとちゃんと構ってよね」





『阿伏兎くん、もうちょい手綱は持っとってくれや


神威くんもあんま困らせたらあかんで

あと喧嘩はせん』








万斉「ではな、A

こうして何日も過ごすのは新鮮だったでござる」





高杉「…………」





『ま、色々あったけど世話にはなったし

ありがとな




……それから、』





高杉「!」







酒のせいで頭が痛いのか、

未だに顰めっ面な晋助の顔を覗き込み、口を開く







『ぶっ倒れた自分を態々連れてきてくれてありがとな

……あの夜の事も、感謝してる


ホンマにありがとな、晋助』






真っ直ぐと目を見て微笑めば、

晋助はじいっと此方を見た後、一つため息を零した






高杉「A、」





『ん?』












高杉「……この先、

何が起ころうと死ぬんじゃねェぞ」





『……ん、分かっとる

でも、それはアンタもやで』





高杉「はっ、俺ァそう易々と死ぬタマじゃねェよ

そらァお前ェもだろうがな」





『ま、そうやな



でもな、改めて言うで


アンタも死ぬな』





高杉「あぁ、分かってらァ」







晋助の返事を聞いてから、

満足気に頷いては地に足を付ける



春雨や鬼兵隊の船だと直ぐに見つかるし、

そう長居は出来ない




既に飛んで離れていく船を見送り、

見慣れた街へと足を進めた

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岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜!ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…!更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:か。 | 作成日時:2022年11月12日 23時

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