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【Aside】






噂をすればなんとやら

晋助は案外早くやってきた


眉間に物凄く深い皺を作って






高杉「俺ァ、

また子とAがやり合うとだけ聞いていたが……


神威、なんでてめぇまでいんだ

無駄に船壊しやがって」






神威「ちょっとこっちの予定が狂ってね


でも、

別に晋助達も用事が早く終わっていいんじゃない?」






高杉「……そっちの事情で変に早められても困る」






『……?』







どうなるもんかとやりとりを眺めていると、

神威くんと話している晋助がこちらを向き、視線が合う


こっちとしては晋助達の用事が終われば

早く地球に帰れるし万々歳なんやけどな











神威「………へぇ、帰したく無いんだ?」





高杉「勝手に手ェ出されちゃ、なァ?」





神威「えー?


んじゃ、俺も晋助達の船に着いてこ

久々に地球のご飯も食べたいしネ」





高杉「やめろ、邪魔だ」





神威「っていっても、

晋助はおネーサンを独り占めしたいだけでしょ?


まぁ俺が居なくても無理だろうけど」







万斉「………」








高杉「……神威、てめぇンとこの保護者はどうした」





神威「もしかして阿伏兎のコト?

さぁ?この船どっかにいるんじゃない?


そのうち来るデショ」














『……なぁ、また子ちゃん

今夜からまた子ちゃんの部屋に泊まってもええか』





来島「えっ、え゛っっ!?

寧ろいいんスかっっ!?


晋助様の部屋でも、空き部屋でも、」





『また子ちゃんの部屋がいい

……すまん、ダメやったか……?』





来島「いやもうホントいつでも来てください

なんならずっといてくださいッス」





『いやホンマにありがとな……』







遠い目をしながら礼を言う


いや、ほんと嫌な予感しかしないからな

早めに手を打っておくに限る











万斉「……ふむ」





高杉「?

万斉、どうかしたか」





万斉「いやなんでもないでござる


また子、A、隊士を呼んできてくれ

ここらの片付けをする」





来島「あ、はいっす!」





『ん、』






万斉から声が掛かると

また子ちゃんは隊士を呼びに行き

自分はそこらに転がった弾丸を拾い始める







『おい、神威くん

アンタも手伝えよ?』





神威「えー、めんどくさ『誰のせいやと?』

……ちぇっ、」






いや、アンタが暴れてなかったら

この無駄な作業もいらんかったわアホ

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岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜!ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…!更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:か。 | 作成日時:2022年11月12日 23時

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