検索窓
今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:29,805 hit

456 ・ ページ36

【Aside】






そうして始まった万斉との手合わせ


……手合わせといっても、

やはりというかなんというか







『真剣で手合わせする奴があるかこの阿呆』





万斉「少なくともここに二人いるでござるな」





『アンタが先に真剣使ってきたからやろうが

つーか弦仕舞えずるい』




万斉「ずるいも何も拙者の戦法だ

知っているでござろう?」






ほぼ実践と同じようにやり合ってある

ほんっとに嫌やなこの弦


ま、今は






『また子ちゃん、借りるで』




来島「うわっ!?ちょっ!?」






飛んでくる弦を避けながら

また子ちゃんの手から拳銃を借り、

構えながら再び万斉と向き合う






『今はコレがあるからちったァマシになるかな』




万斉「ふ、面白いでござる

拳銃も扱えるのか」





『あー、腕には期待せんといてな?

標準合わせるのは得意やけど』





万斉「……成程

Aはよく苦無を使っていたでござるなッ!」





『おわっ』






愉しげに口角をあげた万斉


弦を上手く避けながら銃口を向け打っていく

万斉の言う通り、普段から苦無を扱っているおかげで

弾を的に当てる事は得意だ



ま、この男相手にそう易々と弾が当たる訳でも無いが






万斉「Aの多才さには驚かされる」





『へーへーそりゃどうも

弾丸斬り捨ててるアンタには言われたく無いけどな!』





万斉「それはお互い様でござる」






片手を床につき、逆さまになりながらも

万斉の手元目掛けて弾を打つが、刀で弾かれる


続けて手に絡む弦を振り払えば、

斬りかかってくる万斉



懐から素早く刀を取り出し弾けば、

互いに距離を取りまた元のように向かい合った






来島「お二人共凄いッス……

この調子だと決着は着きそうに……、」








「なんか楽しそうな事やってるじゃん

俺も混ぜてヨ!」





万斉「!」





『……げ、』






睨み合いが続いていると、

この場にそぐわない弾んだ声が響いてきた


それと共に起こる爆風と破壊音







神威「や、おネーサン、久しぶりだね


俺を差し置いて殺し合いなんて……

それになんでそんな嫌そうな顔してるの

俺悲しいナー?」






大きく凹んだ床の中心に立ち、

にこにこと微笑みながらこちらを向くクソガ……神威くん


晋助に怒られるぞ、コレ

457 ・→←454 ・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (61 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
601人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 逆ハー , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜!ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…!更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:か。 | 作成日時:2022年11月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。