情報屋。-拾-【銀魂】

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【Aside】






そんなこんなで万斉に弁解してから

特にする事も無く船内をぶらついていると、

昨日ぶりにまた子ちゃんと会った







『また子ちゃん、おはようさん』





来島｢あ、おはようございますッス！


って、なんか隈凄いっスよ？

熱ぶり返したりしてないっスよね……！？｣





『え、隈出来てもうてる？

眠く無いんやけどな……、多分熱も無いで』





来島｢な、なら良いんすけど……


うーん、今日はAさんに

色々と教えてもらおうと思ってたんスけど……


まだまだゆっくり休んでてくださいっス！｣





『いやいや、ホンマにどうも無いんよ


その、教えるのって昨日風呂場で話してたやつやろ？

全然今からでもやれるで』





来島｢え、でも……｣





『ありがとな、また子ちゃん

でもそんな心配せんでもええから


それに寝てばっかりじゃ腕も鈍るわ』






ぐぐ、っと背伸びをしながら微笑みかければ、

不安そうな色は消え、嬉しそうに頷くまた子ちゃん



銃なんてそんな使わないからな

知らない間に新型出てたりするし



ちょっと楽しみ















来島｢ここなら打ち放題、暴れ放題ッス！｣





『おお〜、広いなァ〜……』






そうして連れてこられたのは、

一際広く何も無い甲板


確かにここなら多少は暴れられそうだ

まぁ、別にまた子ちゃんとやり合う訳ではないが







来島｢ま、

打ち放題と言っても玉は実弾じゃないっスけど


実弾に限りなく近いBB弾みたいなものッスね｣





『へぇ〜……


やっぱ宇宙間の貿易で手に入るモンは

面白いのばっかやな』






カチャカチャと銃を弄るまた子ちゃんの隣で、

そのBB弾とやらを持ってみる


質感は金属だが実弾よりはほんの少し軽い


当たったら相当痛いだろうが、

練習にはもってこいかもな







来島｢……っし、準備出来たっス！

Aさん、ビシバシ来てくださいね！｣





『おー……


まぁまた子ちゃんを銃に関することで

指導する事は無さそうやけどな……』





来島｢銃の扱いだけじゃなくて全部見てください！！｣





『ほいほい』






また子ちゃんの圧と勢いに若干押されながらも、

指導(？)が始まった

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