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【Aside】






来島「ホントにいい湯だったっス〜!

これもAさんのおかげっスね」




『んふ、自分も久々に楽しい入浴やったわ


………あ、』




来島「?

どうしたんスか?」





また子ちゃんと話していると、

着替えを借りていなかった事を思い出す





『すまん、着替えの事忘れとったわ……


晋助にまた子ちゃん辺りから借りろって

言われたんやけど、借してもらえるやろうか……?』




来島「あ、そういう事っスか!


私は全然大丈夫ですけど、

ちょっと小さくないッスかね……?」




『まぁ、確かに……

んん、でも他に借りれるような奴は……』




来島「あ、万斉先輩のはどうッスか?

そっちの方が丈も合うだろうし……


私借りてくるッス!!」




『え?ちょ、また子ちゃん、』





はっと思いついたように顔を上げたと思えば、

目にも止まらぬ速さで服を着て飛び出して行った



任せて大丈夫なんか……?


あ、どうせならサラシ代わりの包帯も頼めば良かった

……まぁいいか







来島「っ借りてきたっスよーー!!」




『いや早いな』





ものの数十秒で帰ってきたまた子ちゃんに驚きつつ、

青色の着物を受け取る



試しに着てみれば、案外丁度良かった

ほんの少し裾が長いが





来島「あれ?

あの、Aさん、……その、胸は……?」




『あー、別にええかなって

それに、寝る時結構息苦しいしな』




来島「確かにそうっスね……」




『ん、とりあえず借りてきてくれてありがとうな

ずっと袴は重いししんどいわ』




来島「いえいえ!!

他に何か必要だったら遠慮なく言ってくださいッス!」






そうして、無事風呂にも入れたところで

また子ちゃんと別れ晋助の部屋に戻る



時間的にも深夜近いし、

寝てるかもな



いやでも晋助の寝顔って想像出来んよな

そもそも彼奴何処で寝るんやろうか




ふと浮かんだ疑問に小首を傾げながら

部屋に入るが、そこには誰も居なかった





『晋助〜??

……おらんな、変に気ィ遣われたか……?』





そうだったら申し訳無いな


少し部屋を歩いてみるが、やはり晋助の姿は無い





『……なかなか見ない景色やな』





部屋の窓から見える、

まるで深海のような深い紺の世界



無数の光が船を照らしている
















*あけましておめでとうございます

1年あっという間でしたね


今年もよろしくお願いします


よいお年を……!


(2023/01/01)

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岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜!ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…!更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:か。 | 作成日時:2022年11月12日 23時

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