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【Aside】






佐々「興味程度で貴方に依頼したといえど、

やはり貴方の働きや噂は大きい


松平公や将軍にも気に入られているようですしね


貴方と関わりを持っておいて損はありませんから」





『仲良くする気があんなら

その目と態度を改めろ堅物エリートめ』







無駄にフレンドリーなメールもな

距離の詰め方バグってるやろ此奴







『ほれ、ある程度情報渡したからどっか行け

今からこっちは真選組に行かなあかんねん



アンタもアンタで待ち人おるやろ

精々噛みつかれんようにするこった』






しっしっと手を払いながらそう言えば、

佐々木の眉がほんの少しだけぴくりと動いた







佐々「……よくお分かりで」





『そーそー、よくお分かりなんよ

だからはよ行け、もう疲れたわ』







直接会えば扱いづらい堅物だし、

メールだとテンション高いし……


此奴1人でどんだけ疲労感じればええんや





そうこう考えているうちに、

佐々木は背を向けて歩いていっていた






『……エリート、ねェ……』






その背を数秒眺めた後、


踵を返し真選組の屯所へ向かおうと足を踏み出すが、
















『……んんー、そんな警戒せんでも

お宅の飼い主には手ェ出さんよ』







僅かな殺気含んだ視線を背中に受ける



殺気の元に呼び掛けるも、

なかなか姿を現さない人物







『……えーっと、今井信女ちゃん?


…………今からドーナツ買いに行くけど、』





信女「行く」





『おわっ、……ビックリした』







ドーナツという単語を口にした瞬間

光の速さで背後に現れた



……流石というか何と言うか







『そんなひょこひょこ現れてええもんなん?


どうせ佐々木くんに監視でもさせられてたんやろ?』





信女「それを貴方が知っている時点で、

もう意味はないもの


元々貴方相手に通用するとも思っていない」





『ヘェ、流石エリート警察の副長さん

あの堅物くんよりも話通じそうやな』





信女「ソレに拘っているのは異三郎だけ

それよりもドーナツ、」





『はいはい』







そう急かされ、信女ちゃんの前を歩く




ええと、

確かドーナツ売ってんのは……










『そうそう、確かこの先を左に、やな


……なァ、信女ちゃん?』








首を左に傾けたまま、振り向く




脳天スレスレには冷たく光る刃が

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岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜!ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…!更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:か。 | 作成日時:2022年11月12日 23時

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