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【Aside】






『それにしてもド派手にやっとるなぁ』





鳴り止まない砲撃音と戦闘音

それらが上がる度に悲鳴も上がる





『……お?』





さっき子供を守った時の、

カラクリの倒れる大きな音で別のカラクリが寄ってきた


にしても、





『ちょっと数多すぎやな

短刀しかないんよこっちは』





こちらは短刀で間合いが狭く一体ずつしか捌けない

それに対して、十数体のカラクリが寄ってくる


倒してもその音でまたよってくる





『何なん、ゴキ〇リかあんたら』





キリの無いカラクリ軍勢に、

流石に疲れてきた


真選組も向こうでカラクリの相手をしている

ここは1人で持ち堪えるしかない















粗方片付け終われば、

あたりは金属片だらけで足の踏み場もない





『ふぅ、

とっつぁんに追加報酬でも貰わんとやってられへんわ』





とっつぁんに金をたかる事を心に決め、踵を返す


が、






『……なんの用や、もう疲れとるんやけど…』




高杉「あのカラクリを1人で片付けるたァ

またいいもん見せてもらったぜ」






背後には煙管を蒸かしながらこちらを見据える低杉くんが






『良かったやん、満足やろ?

てことで、そこどいてな?帰りたいんよ


だいたい、何で総督様がこんな所ほっつき歩いとるん

真選組ガバガバずきやろ』






結構堂々としてるでこの指名手配犯






高杉「さっきの戦いぶりを見てたが.

やっぱりお前ェ、一緒に来ねぇか」




『いや、せめて疑問符ぐらい付けてくれへん?

嫌やって』




高杉「なら仕方ねぇ、

やり合う気はないんだがなァ?」




『いや結局こうなるんかーい』





互いに刀に手をかけ向かい合う


その時、






「うおぉぉぉぉぉぉ!

〇ねぇぇぇぇぇぇ!!」






大きな罵声が遠くから響く


そちらを見てみるとカラクリが吹き飛んでいた

声の主はだんだんとこちらに近付いてくる






『あ〜、派手にやっとるな

元気すぎやろ、あの天パ』




高杉「……銀時か」




『そ、……同じ門下の知り合いやろ?』




高杉「!」







少し煽り気味に言ってみれば、

ぴくりと眉を動かす高杉くん






『んふ、なんでも知っとるよ〜、流石やろ?

っと、危ないわ』






高杉くんの余裕顔を崩せて少しにやけていると

斬りかかってきた





高杉「……余計な事言うんじゃねェ」





斬りかかってきた後、

再び距離を取りこちらを睨んでくる

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作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時

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