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「Aちゃん！！お見舞い来たよ！」
スライド式の扉が開き、そこに居たのはかなり度し難い格好をした花垣くんだった。
『えﾞっ、花垣くん、ソレ…』
「な、なんでそんな微妙な反応？」
「いやオマエが全身で浮かれてるからだろーが」
「ドッ、ドラケン君！？」
『言おうか迷ってたけど、ちょっと、いやかなりダサいよその格好…』
「ええええ！！？」
「ちょっとチヤホヤされたらすぐつけ上がってんじゃねぇバカヤロウ」
とドラケンくんが花垣くんにバシッと言うと、「ちょっとくらい浮かれたっていいじゃんか！！！」と悲しい事を声を荒げて叫ぶ花垣くん。
悲しきかなってこういうことを言うんだ。
「そーだ、コレ」
「ん？」
「マイキーから。オマエに渡せって言われてたんだったワ」
「特攻服？」
どうやら花垣くんに渡されたそれは、万次郎くんが東卍を立ち上げた時に着ていた物らしかった。
とても大事なもので、花垣くんに託されたのには重い理由があるんだな、と感じた。
「あと、オレからも改めて礼を言う。ありがとう、タケみっち、A」
『っえ、私もですか？』
「ったり前だろ！」
「ドラケン君の言う通りだよ！！ホント、Aちゃんが居なかったら、どうなってたか……」
『そんな大袈裟な』
「「大袈裟じゃない！！！」」
『な、なんかゴメンなさい？』
2人の剣幕があまりにも凄かったから思わず謝ってしまった。
それから、花垣くんは万次郎くんに会いに屋上へ行った。病室にはドラケンくんと2人きりになった。
「タケみっちも居なくなった所でよ…」
『どうしたんですか？改まって』
「＿＿生きててくれて、ありがとなA」
『！！』
「結構、焦ったよ。オレも、多分他の奴らも。刺されたの、初めてじゃねーし…。」
「肝が冷えたっつーか、あんな血塗れのオマエ見てさ。オマエがいくら喧嘩強くてもオマエは不良じゃない。フツーの女の子で……。ホントはこんな傷、体に付けることなんか無かったんだ」
▽78→←▼76 ― If you be fall evil together 2 ―
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沙耶(プロフ) - とっても面白いです！他の作品も読んでいて楽しいです。出来ればこちら更新してくださると嬉しいです。未来のことも気になりますし！ (2022年9月25日 22時) (
レス) @page31 id: 5943b8e857 (このIDを非表示/違反報告)
Rii - 本当に面白い･･･。続きを更新してくださるとすごく嬉しいです･･･！ (2022年9月17日 13時) (レス) @page31 id: 6d42949a76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます。drem要素はナシですがkkak要素は少しだけ入れようと思ってます；； (2021年12月5日 21時) (レス) id: 360fc9d44a (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 素敵です！一つ質問ですがこれって、ドラエマやココ赤はありですか？ (2021年12月5日 19時) (レス) @page28 id: 84912e6348 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ttakedasaki0906さん» コメントありがとうございます！頑張ります( ; _ ; ) (2021年12月3日 22時) (レス) id: 1410bbb1e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー。 | 作成日時：2021年11月15日 18時
