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5人目 ページ6

カキン!

城内でナイフと剣が重なる音が響く。

トントンとひとらんがAと戦っているところだった。

tn『ッ、ハァ、ハッ』

ht『クッソ、ッ、ハァ』

2人とも息が上がっている。

Aは無表情で日本刀を受け止めては跳ね返し、大剣を受け止めては跳ね返しという作業を繰り返している。

2人の体力がなくなるのも時間の問題。

我々国幹部の重大戦力が倒れた今、我々国は非常に不利な状況なのである。

2人はもう数分も持たなそうだ。

2人とも武器を持つ手の力が弱まっている。

「我々国ッテ、軍事リョクあるンジャなかッタっケ。こレデもうオワリ?今、オレはヒトリなの二?オレは女なの二?」

彼女は仮面の下で煽るような笑みを浮かべ、2人を徐々に壁際へと追いやる。

シュッ

投げられたナイフがひとらんの頬を掠った。

ひとらんの頬には赤い血が滲んでいる。

ひとらんは痛い、とすら思えなかった。

否、妖狐の暗殺者がそれをさせなかった。

その時だった。

もうヘトヘトだったトントンの足がほつれた。

それを見てAはニヤリと笑う。

心臓目掛けてナイフを突きつけようと走ってくる。

・・・もう終わりだ。

全員がそう絶望した時だった。





「ア”ッ、カハッ!」

突然、Aが血を吐いて倒れたのである。

カラン。

二本のナイフが地に落ちた。

誰も予想していなかった。もちろん、Aでさえも。

白い狐面がじんわりと血で赤く滲む。

彼女は一度も幹部の攻撃を受けていなかった。なのに倒れた。

皆、呆然と倒れた彼女を見ていた。

ハッとして、グルッペンが声を張り上げる。

gr『オスマン!こいつをぺ神のところへ運べ!!とりあえず治療をさせろ。』

os『ッ、わかった。』

いつもののんびりとした口癖が出なかった。

それだけ城内は緊張で包まれていた。

オスマンはぐったりとしたAをおぶり、医務室へと進む。

gr『トントン、ひとらんもぺ神のところに行って、診てもらえ。』

tn『おう。』

ht『おけ。』

2人は鬱先生とショッピに支えられながら医務室へと向かった。

この城にいる全員が、冷や汗を流していた。

あり得ない強さの暗殺者。

瞬殺された3人。

そして急に血を吐いて倒れるという現象。

意味がわからなかった。

それでも、グルッペンは指示を出し続けなければならない。

止まっては、いけないのだ。

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日高ナツメ(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます!!お褒めの言葉をいただきとても嬉しいです。続編・・・が、頑張ります。 (12月14日 16時) (レス) id: 661788b92d (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 完結おめでとうございます とっても面白かったです 続編楽しみにしています 頑張って下さい(・w・) (12月14日 13時) (レス) id: 3a1e97a875 (このIDを非表示/違反報告)
日高ナツメ(プロフ) - 鈴114514号さん» ありがとうございます!了解しました。今書いていますので少々お待ちください! (11月30日 23時) (レス) id: e00371fa87 (このIDを非表示/違反報告)
鈴114514号 - 楽しく読ませてもらいました!ありがとうございます。 私は4、この後のお話などがやっぱり見たいです! ナツメさんの都合でよろしいです。てかナツメさんが決めて下さい(( 応援しています!!!(爆音) (11月30日 22時) (レス) id: 582bb38728 (このIDを非表示/違反報告)
日高ナツメ(プロフ) - きららさん» コメントありがとうございます。了解です! (11月27日 21時) (レス) id: a414d96f78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日高ナツメ | 作者ホームページ:ないぞ!  
作成日時:2019年11月2日 21時

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