今宵、有岡は女の子になる【HSJ】

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涼介side


着いたのはいいけど、すでにでっかいジェットコースター乗らされた

そしてダウンしてる伊野ちゃん



慧「…っ…む、りっ…」

薮「どんくせぇな。ほら、大丈夫か?」

慧「…うぅ…」



ベンチ手前でしゃがみこんで支えてもらってる

あれ、やぶいのいい雰囲気…



大「伊野ちゃん大丈夫?」

慧「…だいじょうぶ…なわけっ…ないでしょっ……」

薮「…はぁ…大ちゃんと山田先に回ってていいよ。俺こいつといるから」

涼大「ふぇっ…!?!?」

薮「はい、いってらっしゃぁい」




背中を押されて、2人きりになった

まって、急に2人とか…何話そう


あ…




涼「何か食べる?」

大「あ、あれ食べたい!」

涼「…ふふ、いーよ」




美味しそうなクレープ屋さん

俺はいちご、大ちゃんはチョコ




大「伊野ちゃん、大丈夫かな…」

涼「……大ちゃんごめんね…。」

大「え、何が…?」

涼「俺、何にも乗れないし…」

大「んーん…俺が乗れない方選んだの……山田とね、一緒がよかったから…だよ////」

涼「えっ………。ちょ、大ちゃんっ…」





あんな言葉を残してゴミを捨てにいくなんて反則でしょ…

俺、ドキドキしてるよ






大「…山田…」

涼「ん、？」

大「あの………俺ね…





ｷｬｬｬｬｬｬｬｬ----!!!






涼「…?ごめ、聞こえなかった」





ちょうど上ら辺にあるジェットコースターと、客の叫びで

何をいったのか分からなかった





大「…な、なんでもない…」

涼「…具合悪い? なんか顔赤いよ…?」

大「…大丈夫……」

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