今宵、有岡は女の子になる【HSJ】

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涼介side


ガチャ



侑「あれ、早いじゃん」

涼「大ちゃん具合悪いみたいだから、連れて帰って来たの」

侑「あらら、大丈夫?」

大「…ちねぇん…」



グデンと知念にくっつく間に買ったものを部屋に置いて来た

そしてダッシュで大ちゃんの元へ((



慧「山田が看病してくれるって〜♪」

涼「ちょっ…」

大「ほんとぉ…?」

涼「ん、おいで」




なんだあの上目遣い可愛すぎ

みんながニヤニヤしてるのを無視して、大ちゃんを部屋に連れてった

あ、大ちゃんの部屋ね?


そして大ちゃんは怠そうに横になった

女の子は大変だね…





大「…んぅ……ったい、ょ…」

涼「ｷﾞｭ))…大丈夫だよ。」





姉ちゃんから聞いた安心させるのって、良いらしいからね

抱きしめると、相手も落ち着くって聞いたから…


どーだろ…





大「…あったかい…」

涼「よかったよかった。眠かったら寝ていいよ」

大「うん…」





だいぶトロンとした喋り方

もうすぐ寝るだろうなって思った



その時


大「…んっ……ぅ、…はぁっ……っっ……!」

涼「大ちゃん…?」




大ちゃんの異変に気付いた

顔を見ると青白く、目をぎゅっと瞑り、手で口を押さえてる




涼「吐きそう!?」

大「…ｺｸｯ))」

涼「袋………あっ…」





今日買った服を全て出して袋を口元に当てた

けどなかなか吐こうとしない





大「っっ…」

涼「辛いだけだよ。気にしなくていいから、出しちゃいな」

大「……ん''ぅっ……! ゲホッ…うぇっ……!!」

涼「しんどいな…」





辛そうに吐いてる大ちゃん

できることをやった







涼「もう大丈夫?」

大「ごめっ…自分でやる…」

涼「だーめ。大人しくしてなさい」

大「ありがとっ…やまらぁっ…」

涼「大丈夫大丈夫。泣いたらもっとしんどくなっちゃうよ」






そう言って口をゆすがせて、寝かせた

急いで片付けをし、ついでに体温計やらをゲット

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