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Ｓside
Ｓ「和？大丈夫？」
結構な時間経った気がして浴室にいる和に声をかけた。
Ｎ「...あ、えっと…」
Ｓ「どうした？大丈夫？」
中から困ったような声がした。
Ｓ「具合悪くなった？」
もしそうなら大変だと思って俺も焦る。
Ｎ「いや...違います...その...」
和はそこまで言うと黙ってしまった。
Ｓ「和？大丈夫だから出ておいで、ね？」
Ｎ「...はい...」
俺がそう諭すとちょっとして洗面所の鍵が開いた。
Ｎ「あ、あの...」
出てきた和は腕をタオルで抑えていた。
Ｓ「ん、怪我しちゃったんだね。こっちおいで？」
和が抑えてる場所をみて何となく察しがついた。多分自分で傷つけちゃったんだなって。
Ｎ「タオル、汚しちゃってすみません...」
Ｓ「そんなこと全然大丈夫だよ？」
俺は和にそうやって笑いかけた。それから怪我の手当てをしてあげた。
Ｎ「あの...ほんとすみません...」
手当てがすんでから下を向いたまま和が呟くように謝った。きっと自分でやってしまったことに対してだと思う。前にも約束してたからね。
でもちゃんと罪悪感をもってるみたいだから大丈夫かな。
Ｓ「大丈夫。でもね、和の心が苦しいときは誰でもいいから頼ってね。オレじゃ頼りないかもしれないけど、こうやって一緒に逃げたりも出来るからね」
俺がそう言うと和は顔をあげて返事をしてくれた。
心が限界な時にこうやって頼れる人がいるってことを少しずつでもいいからわかってほしいな。
END
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トマトっちさんリクでした
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なぎ(プロフ) - ずっとずっと更新を待っています。焦らせてしまうかもしれませんが、まだ読んでいる気持ちをお伝えしたくコメントさせて頂きました！ (2021年1月5日 13時) (
レス) id: 61967c5f9e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - はい！よろしくお願いします！ (2019年12月11日 7時) (レス) id: 61967c5f9e (このIDを非表示/違反報告)
紗紅羅(プロフ) - なぎさん» ありがとうございます。こんなダメダメ作者ですがお待ち頂けている声を聞くとやる気になります。すごくお待たせしてしまいますが必ず書かせて頂きす！！ (2019年12月11日 1時) (レス) id: bd4d031148 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 更新ありがとうございます！ずっと待ってました！リクエストしたもの、待っているのでよろしくお願いします！ (2019年12月8日 14時) (レス) id: 61967c5f9e (このIDを非表示/違反報告)
紗紅羅(プロフ) - ARASHOさん» リクエストありがとうございます。なかなか時間が取れず更新が滞ってしまいリクエストをお書きするのが遅くなってしまうかもしれませんが必ず書かせて頂くのでどうかお持ちください( ／_ ＼ ) (2019年8月1日 1時) (レス) id: e05cce8834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗紅羅 | 作成日時：2019年2月4日 21時
