検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:23,780 hit

ページ10

山内side

井沢さんと俺が横山さんを呼び出した理由は、この中で一番狙われている可能性があるから。電話をしにでていった横山さんは戻ってきたとき少し顔色が悪くなってる気がした。

まさかだけどさっきの電話…井沢さんも気づいただろうか

「横山くん、さっきの続きだけど、最近変わったことない?」

えっ聞かない…まぁこの質問に意図が含まれてるかもしれないよな。

「変わったことは特に…強いて言うならあなた達が来たことくらいです」

やっぱり言わないよな…俺が聞くか。

「さっ「横山くん、変わったことあったらちゃんと言うんだよ、他のメンバーにも伝えといて」」

俺の話を遮って尚且つしめようとしてる…すると井沢さんが俺の方を向いて首を横に振った。

「レッスン再開するから先に戻ってて」

「はい」

そう言って横山さんは部屋を出ていった。

「どういうことですか、あの状況でかかってくる電話、高確率で犯人の可能性ありますよね?」

マネージャーや事務所は、このグループのスケジュールは把握してるからレッスン中に電話をしないだろう。休憩中とは言え、レッスン中に友達との電話に出るとも考えにくい。

「もちろんわかってるよ、けどレッスンの時間は忠実に守らないと。みんなプロでしょ、だから時間意識って信頼関係を築く上で欠かせないと思う」

まぁ確かに…

「けど、あれは多分なかなか危ない感じだね、さっきの電話、もしかしたら殺害予告とかかもよ、あの子の性格上隠しそうな子だからね」

「はぁ!?」

「とりあえず行こうか」

レッスン場に向かおうとしたとき骨伝導フォンから吉岡の声がした。

「今横山さんがレッスン場から飛び出していきました」

まじか…

「井沢さん…!」

「山内くんは一回レッスン場に行ってみんなに話聞いて、小田切くんもそこに向かって、必ず二人で行動すること。

吉岡くんと加賀美さんは引き続き防犯カメラの映像を見て不審人物と横山くんを探して」

俺は急いでレッスン場に向かった。扉を開けると4人は焦ったように俺に駆け寄ってきた。

「横山くんが飛び出してもうて…」

「なんでか教えてくれない?」

「携帯みて怖そうな顔して、そのままスマホを落として出てって…」

おそらく電話は犯人から…俺はとりあえず携帯をもらった。これを加賀美さんたちに持ってかな…

すると骨伝導フォンから小田切の声が

「山内さん…横山さんが…!!」

まさか…俺は井沢さんに言われたことも忘れレッスン場を飛び出した。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , 横山裕
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みっ!(プロフ) - リクエストお願いします。ERパロでブラックがメンバーと喧嘩をしてしまい色々あって敵に捕まって気絶するまで殴られたりされてその後他のメンバーがブラックを救出して仲直りという感じのをお願いしたいです (2020年4月26日 23時) (レス) id: bbc19fce78 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - お久しぶりです。お元気ですか?リクエストお願いしたくて書き込みさせて頂きました。横山くんがなんらかの原因で不眠症になってしまい寝ようとするとパニックになかなか眠れずそれをメンバー全員で支えるみたいなお話しを読みたいです。よろしくお願いします。 (2020年4月22日 16時) (レス) id: a5b30f3bbe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しおりん | 作成日時:2020年4月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。