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横山side
レッスン場に戻った俺は4人から色々聞かれた。
「ヨコ、何年の付き合いだと思ってんねん、隠し事はバレバレやで。こんな時や、なにかあってからじゃ遅いねん」
そんなん俺やってわかってる…
「よこちょ、もし自分に何かあって、これを言ったら何もできなくなるとか思わんといて。警察やって動いてくれてる、よこちょが殺されたりしたらそれこそ何もできなくなる」
ヤス…
「裕ちん…お願い、おしえて」
マル…
「横山くん、一人で抱えないで。俺達は誰もかけちゃいけないの」
大倉…
すると電話がなった。また非通知だ…
俺は怖くなってスマホを投げてレッスン場から飛び出した。後ろから聞こえるみんなの声は無視して。
しばらく走るといきなり誰かに腕を引かれた。
そして部屋に投げ入れられた。
「一人で行動するなって言われてたのにバカだな」
「誰だ」
格好からして警察…?帽子は深く被ってて顔がわからない。声も変声機を使って変えてる
するとそいつは笑いながらこっちに歩いてきた、どこか怖くて逃げたいのに体が動かない。その好きに鳩尾に一発くらい俺は蹲った。
その隙に腕と足を縛られ、壁の柱に括り付けられた。
すると部屋の外から俺を呼ぶ声が聞こえた。山田さん…
助けを呼びたいけど怖くて声が出ない。あのとき電話のこと山田さんたちに言っておけばよかった…
すると警察の格好をした怪しいやつは部屋のドアを開けた。
「呼びなよ助け…彼警察だよ」
はぁ…?まぁ確かに薄々そうとは思ってたけど、こいつ何を考えてる…
「じゃあ俺が呼んであげる…助けてください!」
変声機を外した声はまさに俺だった。
「横山さん!」
そう言って走ってきた山田さんを、そいつは一蹴りし部屋に押し込んだ。そして部屋の鍵を閉めた。
山田さんはよろけながら俺に駆け寄る。
「役者が揃ったね」
警察の…帽子を外した男は俺や山田さんとそっくりだった。
「横山.裕、山内徹、そして俺田中夢人、ドッペルゲンガー三人揃ったね」
山内徹って言うんだ…ってそんなこと考えてる場合やない。
「俺達をどうする気だ…」
山内さんがそう言うと田中夢人は怪しく微笑みながら答えたり
「ドッペルゲンガーって三人会うとどうなるんだっけ」
まさか…
「察しがいいみたいだね」
そう言ってこっちに近づいてくる、俺を庇うように山内さんが立つ。
俺らこのまま殺されてまうのかな…
「どっちが先でも構わないよ、どうせ三人とも死ぬから」
三人とも…?
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みっ!(プロフ) - リクエストお願いします。ERパロでブラックがメンバーと喧嘩をしてしまい色々あって敵に捕まって気絶するまで殴られたりされてその後他のメンバーがブラックを救出して仲直りという感じのをお願いしたいです (2020年4月26日 23時) (レス) id: bbc19fce78 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - お久しぶりです。お元気ですか?リクエストお願いしたくて書き込みさせて頂きました。横山くんがなんらかの原因で不眠症になってしまい寝ようとするとパニックになかなか眠れずそれをメンバー全員で支えるみたいなお話しを読みたいです。よろしくお願いします。 (2020年4月22日 16時) (レス) id: a5b30f3bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しおりん | 作成日時:2020年4月4日 21時