Heart 47 いちばん ページ13
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ロー｢...泣いてるのか、A。｣
｢！！｣
ローに言われて気がついた。
私の頬には涙が伝っていた。
今まで我慢していた涙が、目から溢れてしまっていた。
｢...ごめん。ローとこうしていられる毎日が幸せすぎてー、｣
ロー｢嘘つくなよ。｣
｢...！！｣
ローは真剣な眼差しで私を見下ろしていた。
ロー｢...エースが心配なんだろ？｣
ニコッと微笑み、私の頭を撫でる。
ロー｢...A、エースの元へ行け。｣
｢！！...ロー？？｣
ロー｢エースのことを忘れられるように、ここ最近俺のとこへ来てたのはわかってた。最初はそれでいい、前にも言った通り、俺がエースのことを忘れさせてやるって思ってた。...だけどさ、これじゃダメだって、今日のAを見て気づいた。結局Aを我慢させて、辛い想いさせてるだけだって。俺がエースの代わりになれればいいって思ってたけど...俺にエースの代わりは務まらねぇ。それはAが1番よく分かってるはずだ。｣
｢...！！｣
ローの言葉に、ポロポロと涙がどんどん溢れてきた。
...ローのことが好きな気持ちは嘘じゃない。
ローのことは好き。
好きだけど...
私の中での1番は今も昔もエースで。
忘れようとしても決して忘れることができなかった。
そんなのわかってたはずなのに。
なのにローをいいように利用して。
...最低だ、私。
｢...ごめんね。ごめんねぇ、ロー。｣
泣きながらローに謝った。
そんな私でさえも、ローは優しく微笑んで抱きしめてくれる。
...いつまでも優しいローに、私は甘えてばかりいられない。
｢...私、エースを助けに1人でマリンフォードに行ってくるね。｣
涙を拭き取り、ローの目を見て言った。
ロー｢...あぁ。そう言うと思った。｣
ローは身勝手な私を怒る素振りなど見せず、反対に優しく微笑んでそう答えた。
...何よその答え。
ローが、私が�爐�い�瓩了弔蕕覆い茲Α△修ΔいΨ菽任�出来るように導いてくれたんじゃんー。
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紫 音(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます(T_T)次が最後になりますので、良ければ最後までご覧下さい！！ (2020年7月8日 20時) (
レス) id: 53e5115030 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！！ (2020年7月5日 15時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫 音 | 作成日時：2020年7月4日 0時
