28話 ページ29
体育祭で体力を消耗し、腕もほぼ感覚は無いが動かすと痛いような状態で帰宅。
冬美｢おかえりA！！体育祭3連覇おめでとう！！｣
『冬美ちゃんただいま！ありがとう！』
冬美｢って腕すごい包帯だらけじゃない！｣
『無理しすぎて今感覚無い上に凍傷で水膨れだったりボロボロ。』
冬美｢ヒッ…じゃあ安静にしてなきゃだね！｣
冬美ちゃんは私の肩から鞄を取り上げ、自室に持って行ってくれた。
優しいなあ、冬美ちゃん。
……そう言えば今日靴多いな…
この靴って…
『夏くんいるの！！？』
夏雄｢Aうるさい！！｣
『夏くんだぁあ！！！おかえり！！彼女と上手くやってる！？』
夏雄｢はいはいただいま！Aもおかえりな！彼女の話はいいっての！｣
久々に会った夏くんに思わず抱きつき、腕を痛めた。
冬美｢さっき安静にしててって言ったでしょ！｣
『夏くんがいて嬉しくて！』
夏雄｢はぁ…可愛いなあ。｣
『夏くんもかっこいいよ！お父さんに似て♡』
夏雄｢俺がそれ言われて嫌なの知ってんだろ！！｣
夏くんはそう言って怒って私を床に倒す。
そう、押し倒されたのだ。
『きゃ〜〜〜！！』
冬美｢程々にね！Aは明日腕を病院で見てもらうこと！｣
『え？明後日学校だし、明日もリカバリーガールと会うから大丈夫だけど？』
夏雄｢…ホントAもよくやるよな。こんな怪我して、髪も白かったのに赤くなって…燈矢兄と似たことしてるのに結局あの親父は見ないのにさ…｣
『1番は焦凍なのに変わりは無いけど、ちゃんと見ててくれてる。赤髪が増えたことだってこの前気づいてくれたし、やっぱり私強いからさ！』
夏雄｢ポジティブだなぁ…俺は怖いよ。Aがボロボロになってくの。｣
冬美｢夏…｣
夏雄｢…あんま怪我すんなよ。バカ妹。｣
『…ふふ、うん、善処する。』
夏くんを悲しませない為にも強くならないとね。
精神的にも。
あ、そう言えば…
『焦凍は？帰って来てるよな。』
冬美｢自室。なんか吹っ切れたような顔してたなぁ…｣
夏雄｢俺見たよ。モサモサ頭の子との戦いで急にめちゃくちゃ炎出して…｣
私はそれを聞いて焦凍の自室に向かって走る。
走るなと冬美ちゃんに注意されたが、無視してノックも無しに焦凍の部屋を開ける。
焦凍｢おい、ノックしろ…｣
『左使ったってマジか！？』
焦凍｢……は？｣
私のテンションについて来れないのか焦凍はマヌケな顔をした。
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えむ.(プロフ) - いつも素敵な作品ありがとうございます！公開する話、間違えてませんか？34話から38話に飛んでますよ！ (2023年2月16日 17時) (
レス) id: 2303707e13 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 最高です＞_＜♡めちゃハマりました更新待ってます❤️🔥❤️🔥 (2023年2月13日 17時) (レス) @page35 id: 8b4cfe6f33 (このIDを非表示/違反報告)
柳 - プレゼントマイク好きすぎる！ (2023年2月11日 18時) (レス) @page34 id: 24b8fbf003 (このIDを非表示/違反報告)
神無(プロフ) - すごい好きです！大好きです！！！なーーさん、これからも更新待ってます！！ (2023年2月11日 9時) (レス) @page32 id: 7184837e82 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 続き全裸期待してます！！ (2023年2月7日 12時) (レス) @page28 id: 59202c5c61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2022年12月28日 16時
