今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:39,463 hit
小|中|大
09.竜胆side ページ9
竜胆「…ん、苦かったらミルクと砂糖適当に入れて」
『ありがとうございます』
サラサラの髪に可愛らしい笑顔。
どこで手に入れた?このレア物。
蘭「コレが俺の弟。りんどー」
『あ、秋吉Aっていいます。蘭くんは学校の先輩でいつもお世話になっていて…」
蘭「おいおいお見合いかよ。普通でいいよ。」
『すっ、すみません!』
竜胆「えーっと…竜胆、よろしく。」
『よろしくお願いします。』
目の前に座った俺に、深々と頭を下げる。
この子、もしかしてちょっと天然?
未だに兄貴がこの子を家に連れ込んだ理由が分からない…
まさか…
竜胆「えっと…二人は付き合ってんの?」
兄貴とAちゃんを交互に見ながら聞くと、Aちゃんはわかりやすく顔を赤らめた。
『そんなっ?!違います!ただの学校の先輩です!』
そういうAちゃんに、兄貴の顔を盗み見すると
何やら不服そうな顔で頬杖をついていた。
竜胆「そうなんだ?兄貴?」
蘭「ん?あぁーうん。」
どこか上の空で空返事が返ってきた。
…やばい。二人の関係がマジで理解に苦しむ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
215人がお気に入り
215人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:平 | 作成日時:2021年11月24日 14時