中原中也生誕祭3！ ページ32
中也「…はぁ、やっと任務終了か……」
疲れたので、報告を終えて部屋に直ぐに戻る。
中也「ただいm…は？」
そうなるのも無理はない。部屋全体は黒服で一杯になり、全員武装しているのだ。
中也「手前等…何してやがる？」
此のままでは中也が黒服に手を出しそうなのを見て、Aがインカムで指示をした。
A「よし、行くよ！3.2.1…0!!!」
カウントが0になった瞬間、黒服全員がクラッカーを使用し、Aが隠しドアのレバーを引いた。
中也「はぁ！？！？ちょ、本当に何してンだ！？何だよ此れ！」
太宰とアイコンタクトを取り、悪戯装置を起動させる。
すると至る所から蛞蝓と蝸牛の大群が出てくる。
中也「おい太宰！全部手前の仕業か！」
太宰「ありゃ、ばれた？」
A「終わらないよ中也！無防備に其のままつっ立ってな！」
中也「A！？ﾁｯ…此奴等グルか！」
今度は天井から鯖が降ってきた。しかも何百という大量の。
Aはメガホンと黒服に繋がるインカムの二つに叫んだ。
A「さぁ中也！今日は中也の誕生日だよ！クラッカーのテープ
中也「ふざけんな!!!!」
A「至って真面目だよ！…そろそろだね…！世良っち、松ちゃん！全員連れて例のホース！」
中也「もう止めろよ！」
さっきの隠しドアから黒服達が大きいホースを担いで出てくる。
A「せーのっ、葡萄酒発射っ！！！」
ホースからは葡萄酒が発射され、中也にかけられていく。
太宰「中也、黒服に手出しちゃ駄目だからね？Aが泣くから！」
中也「此の野郎…！！」
A「…よし、下がっていいよ。此れからは私がやるから！」
黒服達がまたドアの奥に消えた。
中也「ったく手前等…!!!!」
A「…中也。」
中也「…ンだよ」
アクセサリーの入った箱を渡す。
A「改めて、誕生日おめでとう。」
中也「…ああ。」
太宰「…私帰ろっと…」
A「私が一人で選んだんだよ！」
中也「そうか…ありがとな。」
A「どういたしまして。んーと、こういう時何て言うんだっけ…」
中也「？どうした？」
A「あ、思い出した。『生まれてきてくれてありがとう』だ！」
中也「………手前、それ恋人とかが言う奴だろ…」
A「…マジですか…まぁいいや！」
中也「良いのかよ！」
結局、終わりよければ全てよし、なのだ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無神氷狐龍��(プロフ) - かなさん» ありがとうございます！外に出れなくて暇なので更新スピード上げれるかなぁと思います(о・ω・о) (2020年4月13日 19時) (
レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 池田屋の高速槍のところが好きです！これからも更新頑張ってください(^-^)ゝ゛ (2020年4月13日 18時) (レス) id: 720c3d5113 (このIDを非表示/違反報告)
中原氷狐龍(プロフ) - ガールガールさん» 外行ってくるからよろしく☆ｷﾗﾝｯですからねwww (2019年6月20日 22時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
中原氷狐龍(プロフ) - kuroさん» 頑張りますよっ！！ (2019年6月20日 22時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
中原氷狐龍(プロフ) - Earthさん» はい！頑張りますね！ (2019年6月20日 22時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
