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「また来るね、お登勢さん!たまとキャサリンも!」

こちらの悩みなど、鈍感天然能天気少女が気付くわけもなく。

たまにお姫様抱っこをされて喜んでいた日向は、外で待っていた退のパトカーへ喜々として乗り込んだ。

「もう来るんじゃないよ」

「今度ハ、土産持ってこいヨ!」

「またお待ちしていますね」

外で並んで見送る3人に、窓から上半身を乗り出してブンブンと手を振る日向。

「……あんたには荷物が多いね」

煙草に火をつけて吐き出しながら、お登勢がカウンターに残る銀時に声をかけた。

「荷物じゃねェさ、これは忘れ物だ」

コップの中身を一気に飲み干すと、彼は溜息をついて頭を掻きむしった。



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いぬ(プロフ) - 大好きです!いや、もう本当に好きです。日向ちゃんの性格が可愛すぎるっ!これからも頑張って下さい! (2020年12月17日 6時) (レス) id: daed22b7fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:吉良 x他1人 | 作成日時:2015年1月9日 18時

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