【銀魂】記憶喪失中の舞姫は働く万事屋を営業中！

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「あらら？総悟ちゃんもお仕事？」

日向はにこっと人の良い笑みを作ると声をかけてきた男…総悟に言った。

「へィ、そうですねィ。国賊を引っ捕えに来たところでィ」

彼は大きな瞳を上目遣いにおどけた顔で彼女を見る。

そのなんとも言えないわざとらしい総悟の表情に日向の顔が引きつった。

「捕らえろッ‼」

その次の瞬間、

バッと一斉に真選組の隊服を着た男達に囲まれて刀の先端を向けられる。

「………え？」

呆気にとられる日向。

そよと彼女の兄は、隊服の男達に促され
日向から離される。

そして、彼女を囲んだ隊士達の間を縫うように現れたのは……

「てめぇ、どこの間者だ」

タバコを吸いながら瞳孔をかっ開いた土方 十四郎であった。


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