2、歪 ページ3
『あぁ…疲れたぁ。』
「お疲れ。」
『ありがとう。ココ』
私は事務所に帰りソファーにﾄﾞｶｯと座るとココがコーヒーを私の前に置いてくれた
「上手く吐かせたのか？」
『うん。雑魚のくせに全然吐かないから時間かかっちゃった…裏切らなければうちの所に欲しかったぐらいしぶとかったんよ』
「へぇ…そこまでお前に言わせるってなかなかだな」
ﾊﾞﾝｯ‼︎
ココと一緒に休憩しながらコーヒーを飲んでれば急に開く扉
「おいっ！！てめぇ！百樹はどこだ！！」
『うるさいわ！！百樹ならもう来る！』
入ってきたのは頭がピンクの薬中こと三途春千夜
百「リュウガー！この資料なんだけど所々おかしく…あ！はるちゃん！」
「百樹ー♡」
私の目の前でイチャイチャと抱き合う2人
『目障り…』
「同感」
「うるせぇぞお前ら！！」
いや、どうなったらそんなに対応が変わんだよ…
「百樹ー！俺の部屋に今から行こう？」
百「これ伝えたらね♡」
『おい、春千夜。てめぇ今薬飲んでるやろ？』
「だからなんだよ」
『百樹、今日はうちの部屋に来い。』
「はぁ！？」
春千夜はそう叫ぶとこちらにチャカを向けた。
『てめぇ、こないだ百樹のこと薬飲んでから抱き潰したやろ？所々出血するほどの歯形、首絞めの後…』
「俺の女だからいいんだよ！」
私はため息を吐きながら立ち上がった
『てめぇの女である前にうちの大切な仲間や！！それに、薬が抜けてない状態でキスしたら多少たりとも百樹の身体に害が出るやろが！！！んなもん許すわけねぇやろ！！』
百「…。」
Aはその事件があった日、百樹が一人で泣いていたのを影で見ていたのだ。
百樹は春千夜が好きだ
付き合ってる
でも、百樹は噛まれることや首を絞められることを心地よいとは思わないのだ。
あの日の春千夜は百樹の中で恐怖の対象でもあった
『って事で出て行け薬中。』
「ﾁｯ!!」
春千夜は舌打ちをすると百樹の頭をそっと撫でて部屋から出て行った
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紅蘭(プロフ) - コメント失礼します。鶴蝶が確蝶になってます。 (2021年11月23日 18時) (
レス) @page16 id: b204aab9e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの娘です - あっ好きです！更新頑張ってください！応援しています！ (2021年10月19日 16時) (レス) @page5 id: dfc5bee49e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2021年10月17日 19時
