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13、仕事 ページ14

私達はいつも利用するお店でドレスアップしてもらいそのままそのバーへと向かった



「ん」

『え?』

「う で」

『あぁ。』


怪しまれないように春千夜の左腕に手を絡ませ大人しくエスコートされる



エレベーターは段々と上へ登っていくと最上階で止まる



「A…。」

『なに?なんか文句?』

「俺はお前が死んでも悲しくねぇけど、百樹とマイキーが悲しむから死ぬなよ」

『はいはい。』



素直じゃない奴だなとか思うが、

いや、こいつは本当に私が死んでもなんとも思わないであろう。



『おめぇもな。』

「ふっ…行くぞ」



見た目を生かして可愛い膝上のドレスにナチュラルメイク



チャカは小さく内腿に隠せるもの



それを着けながらいかにも純粋無垢な女の子を演じる


自分の色に染めたいと男達に思わせ誘惑するのだ



『こんなところ初めて来たっ!』

「お酒、色々あるから好きなの呑んできなよ兄ちゃんが奢ってやるよ」

『やったー!』



まるでそこら辺にいる仲のいい兄妹に見えるように



春千夜は黒のマスクを付けており口元の傷が見えない

そんな彼はターゲットに近づくためにお酒を持って消えていった



「何を飲まれますか?」

『甘いのがいいですっ!』


バーテンにそういうと彼は静かに作り出した


「お隣いいですか?」


お酒が来るのを待っていればうまく釣れたターゲットの男



『どーぞ!』


ニコッと笑って彼を油断させつつ出てきたお酒を手元にやった


「じゃあ…乾杯」

『乾杯っ!』


カチンッ


ちなみに普段はこんな可愛らしいお酒なんか飲まない


こんなのジュースと一緒

私が好きなのは日本酒なのだ。それに基本的に私は潰れることはない


どんどんと話をしながら巧みに彼にお酒を飲ませ続けていればだいぶ酔ってきているのがわかった



『大丈夫ですか?』

「ちょっとお手洗いに行ってくるよ…」

『私が介抱しますね!』


そう言って彼をうまく外へと誘い込む

14、処理→←12、いけ好かない奴



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紅蘭(プロフ) - コメント失礼します。鶴蝶が確蝶になってます。 (2021年11月23日 18時) (レス) @page16 id: b204aab9e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの娘です - あっ好きです!更新頑張ってください!応援しています! (2021年10月19日 16時) (レス) @page5 id: dfc5bee49e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年10月17日 19時

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