捨てられ少女はレディース暴走族の総長に【東京卍リベンジャーズ】【佐野万次郎】 (ページ8)

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7、同盟ページ8

「そっかー百合會はレディースグループだったのかー」

『逆になんで男だと思ってたの？』

「だってさーヒョウとリュウガって男っぽいし、よく倒れてる不良も男だったし!」

『あーね。』

2人は気があったのか隊員をほったらかして話している。

『あ、そーいえば。あんた大丈夫ー？』

足元で未だに倒れている男を足で突く。

「こら。」

「まぁ、そいつはほっといていいよ。」

突っついていれば軽く雪に怒られたものの、東卍の副総長であるドラケンが軽く笑いながらあしらった。

「あーいいこと思いついた!」

そんなことをしていると急に声をあげるマイキー

『なになにー？』

私が面白そうに話を聞き出す。

「まさかっ！！おい！マイキー！」

副総長の言葉はマイキーには聞こえない。

「俺ら同盟組もうぜ！！」

『…。いいやんそれ!のった！』

瑠、雪、ド「「「はぁぁぁぁぁ！？」」」

私の返事に驚く常識人3人。

瑠「ちょっと！総長！？何適当に言ってんのさ！！」

「A！何考えてるの！！」

「どこの総長も頭逝ってるのかよ。」

私の言った言葉に反対する瑠夏と雪

蘭「私らは別にどっちでもいいよねー」

百「ねー！」

それを眺める蘭と百樹

だが、次の瞬間。

空気が一瞬で重くなった。

『誰に向かって反対してんの？総長がルールってさっきもゆーたよな？聞こえへんかったん？』

ドス黒いその声に2人の口は塞がれた。

『傘下に入るわけちゃうやろ。同盟はお互いに利益があってこそ成り立つもんや。それはうちも分かってる。やから、今からアジト戻って決めるで。』

「じゃ！決まりだな!」

静まり返った空気を一刀両断するマイキーの声

『ほな、邪魔したわー！へっぽこ君も元気でなー!』

「それってもしかして俺のこと…」

『あんた以外に誰がおんねん！君の覚悟は見てて気持ちかったし！ナイスファイト！』

そう言って私達はバイクに跨り走り出した。