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解説を求める富澤さんに、伊達さんが説明する。
｢かつてこの地域には、鬼がいるという言い伝えがありました。
こんな大きな草履を履けるような鬼がいるのだから、この先に入っては行けないという意味からここに目印としてぶら下がってるわけだね｣
つまり昔からの風習ってことか。
｢勉強になりますね｣
｢なるね。今日は勉強の回だよ｣
その後も会話を交わしながら、歩くこと1キロ。
そろそろ飲食店があってもいいと思うんだけど...
けれど周りを見回してみても、それらしきものは見えてこない。
とその時。
｢あっ田舎風味｣
｢え？｣
何、田舎風味って。
｢あれ｣
｢どら焼き？｣
指さす方には、生どら焼きと書かれたお店の看板らしきものが見える。
あれって飲食店？
でもこの際飲食店じゃなくてもいいから行きたい。
そろそろお腹すいてきた。
朝早くからの集合だったので、朝ご飯を食べずに出てきたのが仇となった。
｢飲食店じゃないか｣
｢違うんですか？｣
スタッフさんに確認を取ったところ、お土産屋などの販売店は飲食店にカウントされないとのこと。
｢どうします？｣
初めての出演なので、ここはベテラン出演者の伊達さん達に判断を任せる。
｢寄ってもいいんじゃない｣
｢まだ時間もあるし｣
伊達さん達は寄る事を許可してくれた。
｢寄りたい？｣
｢うん｣
｢じゃあ俺行ってくるよ｣
｢いいの？｣
｢うん｣
｢ありがとう｣
自信たっぷりに頷いてくれた平野くん。
なんかすごい頼もしく見える。
と思ったものつかの間...
｢はい！｣
何故かお客さん側じゃなくて、定員さん側の言葉を発しながらお店の中に入って行った。
｢なんで平野くんがはい？｣
｢あれは店の人の出方だね｣
｢どう育ったらああなるん？｣
｢撮影でも彼はあんな感じなの？｣
｢そうですね。
初めて共演させてもらった頃から変わらないです｣
｢凄いなぁ｣
関心したように平野くんを見ている伊達さんと富澤さん。
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Sakura(プロフ) - いーちゃんさん» いーちゃんさん。リクエストありがとうございました！ (2019年12月22日 1時) (
レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - アリアさん» アリアさん。リクエストありがとうございました！ (2019年12月4日 22時) (レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
いーちゃん(プロフ) - 初めてコメントします、いつも楽しくお話読ませていただいています！山田くんと家でのんびりしてる話が読みたいです…ざっくりでごめんなさい！ (2019年10月27日 20時) (レス) id: 88ec87dc0c (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 羽生君とのお話が読みたいです！ (2019年10月27日 20時) (レス) id: 7976418ec0 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - さくらさん» こちらこそありがとうございます！ (2019年10月26日 20時) (レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sakura | 作成日時：2019年9月15日 14時
