第30話 れっつくっきんぐ ページ31
夢「(ピンポーン 」
宇「(ガチャッ よう、来たか。ほら、中入れ」
土曜日の昼。私は天元に料理を教えてもらうため、
先生宅にお邪魔した。
宇「準備はしてあっから、昼飯作るぞ。」
夢「おぉー、今日は何作るの??」
宇「今日は、、、カレーだ!」
おぉ、定番のカレー様がやってきたか、、。
宇「じゃあ、まずは野菜を切るぞー。
生徒は、、、包丁使えっか?」
夢「そりゃ使えますとも!えぇと、、ネコの手?」
私はまな板の上にすでに皮がむいてある人参を切ろうとした。
宇「ネコの手はできてるな。あー、ちょっと待て。そのやり方じゃ切れねぇよ。
包丁を前に押すように…」
夢「??、ホウチョウマエニオス?」
宇「だから、こうやって、」
天元は、私の後ろから手を回して、手と手を重ねて切り方を教えてくれた。
夢「おぉ、めっちゃ切れるじゃん…!」
宇「うっし、人参は切れたな。じゃあ俺はじゃがいもと肉を切っとくから、玉ねぎをくし切りにしてくれ。」
夢「くし…切り、、。あの薄いヤツ?」
宇「?多分そう」←
さっきの要領で、、、おぉ!簡単に切れるっ!
宇「上手くなってきたじゃねえか!でもそれ太すぎるぞ」←
夢「おう、マジか。」←
天元のわかりやすい教え方もあって、なんだが料理が楽しく思えてきた。
宇「じゃあ、肉焼いて野菜入れるぞー。」
夢「肉投入〜。」
宇「いや、まてまてまて。お前何ふりかけようとした?」
夢「え?塩。」
宇「いや、それ砂糖!見りゃわかんだろ!」←
夢「え、あ、ほんとだ。」
宇「あの地味に残る甘苦い感じはこれのせいか…
ま、とりあえず肉焼けたら、野菜ぶっ込んで水入れて、ルーを入れて完成だ。」
夢「おぉお、いい匂いしてきたね!」
〜なんやかんやで完成〜
夢「美味しそうにできたね!はやく食べよ!」
宇「あ、ああ。食べるか。
(前も見た目 は 美味そうだったんだけどな。)」
夢「あー、ん。、、、???」
宇「え、どうした生徒。」
夢「え、いや、食べてみ?」
宇「あー、ん。、、、???」
夢「…このなんとも言えぬ喉がイガイガする感じ…なんだろね、、。」
宇「…お前、ルー入れるときどれくらい入れた?(俺が離れたのはその時だけだよな)」
夢「1箱」←
宇「、、、それだ。…今度から飯は俺が作るから。」
夢「…うん。」
しばらく、私の料理下手は治らなそうだ。
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しの子(プロフ) - りすこさん» リクエストありがとうございます!そう言っていただけると、本当に嬉しいです!!更新頑張ります! (2020年3月20日 22時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
りすこ - もちろん読ませていただきます!リクなんですけど、お互いに嫉妬して喧嘩になっちゃって、どっちかが「別れる!」って言っちゃうお話お願いできますか?しの子さんの書き方読みやすくて好きです!無理しない程度に頑張って下さい! (2020年3月20日 22時) (レス) id: a1b2d8f3c2 (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - リクエスト等も受け付けていますので、コメント、リクエストお待ちしております!! (2020年3月19日 23時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - りすこさん» コメントありがとうございます!実を言うと、ネタに困って更新が停滞していまして、1度消させて頂きました。続編はまた新しく作ろうと思うので、できたらまた読んでいただけると嬉しいです! (2020年3月19日 23時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
りすこ - 初めまして、りすこです!いきなりこんなこと言うのもあれなんですけど、これって続編なかったですか?よく行ったり来たりしていた記憶があって...違ってたらすいません! (2020年3月19日 22時) (レス) id: a1b2d8f3c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しの子 | 作成日時:2019年9月23日 14時