夢だけどッ!夢じゃなかったッ!! ページ6
ピピピピ…
アラームか…あと5分だけ…
「…ちゃん…お…ーちゃん!」
え…今何て…?
シキミ「おねーちゃん!起きて起きて!」
トモカ「うわぁ!?」
私は驚いて布団を跳ね除けた。誰かの顔面に掛け布団が被さってもぞもぞしている………まさか…!?
シキミ「ふっはーっ!おはよおねーちゃん!!」
トモカ「おは…あ"ぇ!?」
夢だけどッ!夢じゃなかった!
レオン「よ〜ぅ、やっと起きたかァ。もう7時だぜ?焦った方が良いんじゃねw」
トモカ「嘘!?もー!何で起こしてくんないのぉ…!?」
シキミ「だってぐっすり寝てたんだm…行っちゃった!」
…まさかホントに私は妖怪と死神に会ってたとは…しかも部屋にいるし起こされたし!
私は朝ごはんを口に詰め込んで、大急ぎで学校へ向かった…
……それからいつも通り学校を終え、無事帰宅。
レオン「おっ、よう!お帰りィ」
シキミ「おかえんなさーい!」
トモカ「な…」
何でまだいるんじゃぁああ!?
レオン「おいおい…落ち着けって。」
トモカ「この状況で落ち着けと…!?」
シキミ「あたしは旅館がお家だから良いんだけど、レオンさんね、日本に来たばっかで泊まるところが無いんですって!」
レオン「本部の社宅もいいけど内装がクソなんだよなぁ…つーことで!今日からホームステイしますレオンでっす!改めて、よろしくゥ〜。」
な、なんて理由だ…社宅の内装がクソという理由で唐突ホームステイとはッ…!しかも『異性とひとつ屋根の下川の字になって寝ろ』と…!?あれ、考えただけで恥ずかしい…
レオン「まぁ、それはどうでも良くてだな…ほれ。」
そう言って彼は2枚の紙を手渡した。筆文字の紙と英語の紙…もしかして。
トモカ「これが願書?」
シキミ「そ!早いとこ書いちゃいましょ。あ、丁寧にね!」
私は二人に教えてもらいながら、シャーペンで自分の名前、住所、学年、歳などを書き込んだ…
トモカ「あ、電話番号って家電かな?」
レオン「ンなもん自分のケータイので良いだろ。第一、こんな仕事してるって親御さんにバレたら俺たちもヤベぇし」
たしかに…話によると夜間の仕事らしいからこんなことバレたら鉄拳制裁も免れぬ…!!
しばらくして…。
トモカ「はーー…!終わった…」
レオン「お疲れェ〜い。」
シキミ「よしっ!2枚とも書けたね!じゃ、出しに行こっか!」
トモカ「…何処に行くの?」
レオン「どこって、そりゃぁ…」
シキミ・レオン「「地獄に決まってるっしょ!」」
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リリス(プロフ) - ルゼラさん» 別にえぇでー (2018年3月3日 11時) (レス) id: 784ce9f04f (このIDを非表示/違反報告)
ルゼラ(プロフ) - …といっても、ネーミングが若干それっぽいだけで性質は結構違うけどね。紛らわしいことしてごめんなさい… (2018年3月3日 3時) (レス) id: 037a52dd6b (このIDを非表示/違反報告)
リリス(プロフ) - やっほ、勘だが私達が登場しとらんか? (2018年3月3日 1時) (レス) id: 784ce9f04f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルゼラ | 作成日時:2018年1月14日 20時