孤 独 .【須堂夏樹】

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in 家

貴「……………」

私は、家にある、大きな鏡を見た。

貴「私、いつからこんな、顔なったんだろう。」

ほんとの自分、見失なっちゃった……

貴「……………」

学校でも家でも一人………

『俺たちといれば、辛い思いなんてさせない。』

そう言うあなたもいつかは裏切るんでしょ？




夏樹……….


貴「……………」ポロ……

怖い………

そんな事、私が言ったって誰も助けてくれない。


一人が怖いよ………



私がこうなったのもママのせい。

絶対許せない。


貴「……………」

＜会いたくて会いたくて震える♪＞

貴「………」

夏樹から電話だ……

貴「もしもし……？」

夏「あ、A？今、どこにいんの？」

貴「家にいるけど………」

夏「今そっち行くから待ってろ。」

貴「うん？」

プープー

貴「切れちゃった……」

ピーンポーン

貴「はーい！」

ガチャ

夏「A……！」

貴「夏樹……….！どうし………」

ギュ！

貴「！！？」

夏「………」

貴「夏樹どうしたの……？」

夏「なんか……急に会いたくなった。」

貴「それだけ？」

夏「………」コク

貴「そ、そうなんだ………」

夏「………A、泣いた？」

貴「え？うん……」

夏「また、あの時のことか？」

貴「まぁね。」

夏「大丈夫。俺が、守る。」

貴「うん……」

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