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南「あたしはここで あたしの立ち位置を確認してるだけ。あたしが一番上にいるって
・・・なのに 何なのよ。なんであたしの縄張りを こんなおかしなやつに荒らされなきゃいけないの!?」

ツバメはプラチナリングをひろい

ツ「・・・あたし 縄張りとかわからない。だけど もしあたしが荒らしているなら謝る。
けど 麻生さんにとって 学校ってそういうものなのかな。

誰のものとか そういう・・・」

南「じゃあ あんたにとっては何なのよ。」

ツ「あたしにとっては・・・」

南「わかんないんじゃない。あんたにとってはつらいだけの場所 そうじゃなかったの?
そもそもあんたを会長にしたのは誰だと思ってんの?あたしよ!
あたしがあんたを!どうしてあんたみたいなのを みんなが構うの?あんた達までどうして?ねぇA!どうしてよ!あいつらに復讐しよって約束したじゃない!」」

貴「ねぇ、南、今の私は前の私と違うんだよ?」

ツ「もしあたしが そんな風に思われてるなら『嫌われてもいい』って
覚悟したからじゃないかな。今の自分 麻生さんは好き?ホントの麻生さんってどんな人なの?」

南「これが私よ……!

私は私以外の誰でもない!」

そう言って去って行った……

私達も屋上を降りた

ツバメちゃんは美森にプラチナリングを渡した。

美「・・・南の家ね おっきい鏡があるの。あそこの家 お母さんが音楽家で

世界中飛び回ってるから いつも一人で過ごしてたんだって。

お手伝いさんが言ってた。『南のお気に入りは 昔から鏡だった』って。

プラチナリングもらったときはうれしかったけど これは友情の証とかじゃなくて

『あたしから離れるな』って縛りだったのかも・・・空っぽだったのかも。

だから愛情をいくら注いでも いっぱいにならないんだ。

穴の開いた ティーカップみたいにさ」

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陽炎の夢(プロフ) - ぐでさん» あ、本当だ!ありがとうございます! (2015年4月17日 6時) (レス) id: 35a57482c0 (このIDを非表示/違反報告)
ぐで(プロフ) - 秘密ちきではなく秘密基地(ひみつきち)だと思います (2015年4月16日 21時) (携帯から) (レス) id: 75c37914c0 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎の夢(プロフ) - Yuさん» ありがとうございます! (2015年4月16日 15時) (レス) id: 35a57482c0 (このIDを非表示/違反報告)
Yu - 初めて読みました!凄く話しにひきつけられて夢中で読んでしまいました。またなつき大好きだから嬉しくて!頑張ってください! (2015年4月16日 9時) (レス) id: aba31e2792 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎の夢(プロフ) - もっともっと頑張ります!! (2015年4月7日 16時) (レス) id: 35a57482c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽炎の夢 | 作成日時:2015年3月31日 21時

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