【鬼滅の刃】不死川家の長女です。【キメツ学園】Part2

55話 ＊読者様からのリクエスト3 ページ6

side玄弥

玄弥｢姉ちゃぁ……｣

姉ちゃん楽しみだったんだろうなぁ…

めっちゃニコニコしてたもん…

実弥｢♪〜｣

兄ちゃんはご機嫌だな…

実弥｢お前はイケメンだな〜！｣

カブト虫にイケメンとかある？

A『一瞬帰りました！』

実弥｢あ？｣

姉ちゃん！

A『わあ！？』

兄貴に首持たれた。

ヤダヤダ！姉ちゃんとこ行きたい！

ぎゅうしたい！

A『忘れ物しました。』

玄弥｢姉ちゃん…ぎゅうしたい…｣

実弥｢行け、楽しんでこいやァ。｣

姉ちゃんは俺に近づいて

A『良い子だから…』

頭だけ撫でて玄関に向かう。

兄貴にガッツリ抱かれて動けない。

玄弥｢姉ちゃぁぁぁぁ｣

実弥｢盆栽捨てんぞ。｣

それはもう鬼！

玄弥｢俺だっておはぎ号逃がすから！｣

A(あぁ…喧嘩してしまいました…)

カナエ｢Aちゃん、あったかしら？｣

A『は、はい。』

姉ちゃん行っちゃう！

胡蝶先生なんか姉ちゃんに耳打ちしてる…

あ、姉ちゃん来た…

A『良い子で待ってられないんですか？』

…出来ないよ。

A『留守番出来たご褒美と出来なかった罰ゲームどっちがいいですか？』

玄弥｢ご褒b｣

実弥｢罰ゲーム。｣

バカタレ！ヤダヤダ！ご褒美じゃなきゃヤダ！

A『じゃあ、出来たらお姉ちゃん何でもしてあげますよ。』

何でも！？

玄弥｢へへ…｣

実弥｢やめとけ。寝ぼけて姉ちゃんに歯型付けるような弟だぞ？｣

言わなくて良い！

A『その代わり、出来なかったら時の罰ゲームは兄さんに考え貰いましょうか。』

！！？

玄弥｢ヤダヤダ！絶対死んじゃうの来る！｣

A『弟想いの兄さんがそんなのするわけないでしょう。』

してるよ！

玄弥｢うぅ……｣

ちらりと上を見たら

実弥｢覚悟しとけよォ。｣

こんな悪人面が兄貴だと思いたくない…

玄弥｢姉ちゃん、行く前に抱っこして。｣

A『さっきも行く前にしたでしょう…』

玄弥｢ちゃんとお留守番するからぁ…｣

呆れた顔して

A『本当に貴方は甘えん坊さんなんだから。』

頭撫でて抱きしめてくれた。


A『玄弥が嫌がる事って何でしょうか…』

実弥｢姉ちゃんが取られる。姉ちゃんの料理食えない。姉ちゃんが自分に構ってくれない。｣

そうだけど…

カナエ(本当にお姉ちゃん大好きな弟くんよね…でも不死川くんも弟くん大好きよね。可愛いわぁ。)

A『良い子にね。』

ニコニコして出ていった。

ご褒美もらお。

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