79話 ページ30
sideA
外で体育を受けます。
「……」
変な人が居ますけど…
モヤモヤしながら授業を終える。
校舎に戻る際に
「……おい。」
声をかけられました。
知ってる。
私はこの人を知ってる…
逃げなきゃ!
急いで校舎に逃げて職員室に行きます。
カナエ「あらあら。どうしたの?珍しいわね。」
A『…兄さん…は…居ますか……』
カナエ(だいぶ息切れてるわ…それに学校で不死川くんを兄さんって呼ぶのも珍しいわね…)
早く…兄さんに…
実弥「どうしたァ?」
兄さんに抱きついて
実弥「は?」
早く状況を説明しなきゃ…
早く落ち着かなきゃ…
次の授業だってあるのに
実弥(だいぶ息切れてる…)
実弥「どうしたァ?」
「さねみーん。」
実弥「今はパス。」
「えー。贔屓だー!」
実弥「違ェわ。」
そもそも、学校に居れば大丈夫…
そうだ、慌てる事もない。
A『なんでもない…です、ごめんなさい。』
実弥「嘘下手だな。お前。」
う"…
実弥「言ってみろ。」
A『…さっき第1グラウンドを出た際に声かけられて…』
実弥(は?)
A『…声をかけてきたのは…多分…というか間違いなく…お父さんです……』
兄さんは黙ったまま私を抱きしめて
実弥「胡蝶。」
カナエ「なぁに?」
実弥「次の俺の授業、自習な。」
カナエ「あらあら。」
あの…そこまでやらなくても…
実弥「宇髄、暇だろ。」
天元「あ?」
保健室で宇髄先生と珠世先生とお話するように言われました。
A『大した事ではないんですけど……』
過去を少し愚痴ったところで何も変わらないけど
珠世「そう…」
天元「安心しろ。俺もお前を守るぜ。」
わしゃわしゃと荒く撫でられました。
【一方その頃】
side実弥
実弥「どの面下げて来やがった。それに接触禁止だろうが。」
のこのこ来やがった。
「…チッ……」
舌打ちしたのは俺達を地獄を味合わせた野郎。
実弥「テメェ…」
弁護士に連絡取るのなんざ久しぶりだな…
実弥「俺の家族を誰1人でも泣かせたら容赦しねェんだ。」
昼間から酒飲んでやがる。
過去の出来事はどう頑張っても無くならない。
アイツはAに人の一生分以上に傷つけた。
正確にはAが家族を守ったから余計に傷ついた。
母親や他の弟妹を庇って自分を犠牲にしていた。
そんな心優しい妹の心を何度となく傷つけたお前を
Aが何と言おうと許さねェ。
195人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - かりんさん» ただいまリクエストの内容を考えながらリアル(現実)が少々忙しかったので……そのようなコメントを残して下さりありがとうございます。落ち着きましたら再開致します。 (2020年7月29日 12時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 更新停止...また更新してくれますか??というかして欲しいです! (2020年7月27日 16時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - らかさん» 了解です…! (2020年5月27日 21時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
らか - ペテン師さんの好きにしていいですよ (2020年5月18日 8時) (レス) id: 0bcd5ff2c1 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - らかさん» リクエストありがとうございます!記憶ありですかなしですか? (2020年5月8日 23時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ペテン師 | 作成日時:2020年2月12日 19時