【鬼滅の刃】不死川家の長女です。【キメツ学園】Part2

65話 ページ16

sideA

弘｢終わった！｣

本当に？

弘｢終わったよ！ほら！｣

算数のプリント埋めてあるし漢字ドリルもやってる…

A『じゃあ忘れないようにカバンに入れておきましょ？』

弘｢うん。｣

A『弘、お母さんに見せるプリントは？』

弘｢はい、これー。｣

｢……｣

母さんは母さんでなんでそんな顔に…

｢A…卒業したら一緒に暮らさない？｣

へ？

寿美｢お姉ちゃん帰ってくるの！？｣

貞子｢一緒に暮らせるの！？｣

変な期待を持たせるわけには…

A『考えてないですね……』

寿美｢一緒に暮らしたくないの…？｣

A『そう言ってないです。向こうの家の方が交通のアクセスが良いのは事実ですけど。』

｢そうねー…弘がこんなに大人しく言う事聞くのはお姉ちゃんぐらいだもんね。｣

それなら…

A『弘から見たら寿美もお姉ちゃんだし…』

寿美｢お姉ちゃんって呼ばれないし！てかめっちゃムカつくんだよ！｣

えぇ…

弘｢姉ちゃん！終わったよ！｣

A『はいはい。』

こと｢本読みしてない。｣

弘｢じゃあ姉ちゃん聞いててね。｣

はいはい。


A『あ、これにサインすれば良いんですね。』

寿美｢じゃあ姉ちゃん聞いてて！｣

寿美も？

貞子｢お姉ちゃん次は貞子ね！｣

はいはい。

｢大人気だこと。｣

笑ってますね。


寿美｢お姉ちゃんゲーム！｣

はいはい。

実弥｢迎えに来たぞォ。｣

あらあら。

A『丁度いいところに。』

貞子｢実弥お兄ちゃん！まだゲームしてないからダメ！｣

実弥｢じゃあ、もうちょいだけな。｣

末妹に甘い…


なんやかんやで帰ったのが凄く遅くて

玄弥｢うあああぁぁぁぁ｣

玄関で大号泣してました…

A『良い子良い子。』

あやすにしても

玄弥｢……｣

不機嫌なままです…

A『今日は遅くなっちゃたからお姉ちゃんの料理はなしだけど…夕飯はすぐに出来ますから…』

玄弥｢要らない。｣

余計に不機嫌に…！？


実弥｢玄弥が嫌いなもの覚えてっか？｣

確かに…

実弥【姉ちゃんが取られる。姉ちゃんの料理食えない。姉ちゃんが自分に構ってくれない。】

でしたっけ？

あ…

実弥｢弟達に取られたあげく料理も食えないから拗ねやがった…ったく…｣

食べさせてあげたいんですが…

時間も時間ですし…

実弥｢ほっとけ。｣

えぇ…

兄にそう言われ本当にその通りにし、お風呂を上がって寝ようとしたら

玄弥｢……｣

A『あの……』

そこ、私のベッドなんですけど…

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