鬼舞辻の子供を身篭ったと思ったら義勇さんの子供でした

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暫くすると、Aさんたちが帰ってきた


あれから玲君は、人目を気にしたのかずっとニコニコしながら何も話しかけてこなかった



Aさんが台所で夕飯の準備をしに行くのを見て慌てて追いかける


炭「あっ！Aさん禰豆子の事本当にありがとうございました」


　
　「いいえ。ということは、禰豆子さんは無事だったのですね
良かったです。」(ニコ)


顔は笑ってるのに全く匂いがしない



炭「Aさんからは何も匂いがしません。どうしてですか？」


　「匂い...？」


炭「俺、鼻が良くて匂いでその人の感情がわかるんです！」


　「すごいですね。でも、私には喜怒哀楽がちゃんとありますよ
消しているつもりもないので、おかしいですね」


だとしたら、どうしてなんだ。
玲君もだったけど隠しきれていないところもあった


だが、Aさんからは本当に何もにおいがしない


禰豆子の恩人だがやはり怖い...


　「それでは、ご飯を作りに行ってきますね」


炭「...はい」


呆然としてしまいAさんが去ってもそこから動けなかった



玲「ねぇ」


その途端、金縛りが解けたように体が動いた


炭「なんだ？」


玲「夜の十時に縁側に来て、聞きたいことがある」


炭「聞きたいこと？」


大「玲！どこに行ったんだ〜」


Aさんの旦那さんの声が遮ってしまった


玲「あっ！ここだよ〜
今いくね！！」


そう言って去って行ってしまった

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