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皆さん。


何故俺はこの鬼狩り野郎にしばられているのですか?



何故この鬼狩り野郎にかつがれているのですか?



あぁ誰か、教えてください。

この可哀想な僕を救ってください。









「………離してください。」


冨「断る。」



皆さん、この馬鹿で頭が固いお方は冨岡というらしいです。



俺より年上らしいです。





でも、だからといって縛っていい理由にはならないと思います。



「……まぁいいや。


どこに連れて行くつもりですか。」



冨「…お館様のところだ。」


「あぁそうですか。

それは大変。


じゃあ俺帰るんで。さようなら。」



ヒョイッと縄を引き千切り俺は飛び降りた。


そしてすかさずあの目が覚めた少年の背中に隠れた。








「お、俺はこの少年と行動を共にします!」


冨「駄目だ。」


「なぜぇ!!!?」




冨「……」




え、ここにきてダンマリ?


ダンマリを決め込むの??



「……そのお館様のところへ連れていってどうするつもりですか?」



冨「……今後のお前について話し合う。」


「え、殺されるわけじゃないんだ。」



ちょっと安心。




「んじゃあ行きます。」


(炭:あ、いくんだ。





「それじゃあ炭治郎くんまたね。」


炭「はい!


さっきは助けてくれて有難うございます。」



「いやぁー、俺は何もしてないよ。」


炭「っそんな!



禰豆子を守っていただいただけでも。


俺はすごく嬉しいです。」





ぬぉ。何このいいこ。

すごく優しくて、礼儀正しくて、素敵な子だなぁ。



「きっと君は、素敵な大人になれるね。」



炭「そ、うですかね。」





「うんうん。またね、炭治郎くん。」







俺は手をふった後、何故か冨岡さんに引きづられた。




痛いし首しまってるから。


やめて。









冨岡さんは薄く口を開いて、じっと俺を見た。





「……なんすか。」





冨「…いや。

お前は鬼殺隊を恨んでいるか?」




「………恨んでますよ?」






………俺、冨岡さんは無表情のよく分からない人かと思っていた。







けど…………………。









「なんであんたが、泣くんだよ。」









なんで、そんな辛そうな顔をするのか。









俺にはよく分からなかった__________。

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せんら(プロフ) - キャラメル中毒者さん» 有難う御座います!頑張ります! (2019年10月22日 23時) (レス) id: 7fdbf4bdc0 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル中毒者 - 更新頑張ってください! (2019年10月22日 13時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:せんら | 作成日時:2019年10月13日 7時

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